公開ペースと久保くん。
昨日、やっとワードの下書きから、カクヨムのほうへ、全編移す作業が完了しました。ここからは、手直し、手直しをしていくのですが。どうやら、一日一話公開のペースで、完結を迎えるのは、一月下旬になりそうです。私の場合、完結ブーストをあまり経験したことがないので、早めに完結するのは、どうなのかなーと思ってはおりますが、今回はなにせミステリー。ミステリーって一気読みしたい! って人が結構いらっしゃるのではないかと思うのです。かくいう私もそういうタイプ。早く続きが読みたくなるから、ちょびちょび進むのは、待ちきれない! って思うのです。
しかし、だからと言って、一日に二話の更新は、ご迷惑様ですしね。致し方なし。これ以上、話数が増えないように調整をして、やっていきたいと思います。ということで、多分、年末年始も休まず更新する予定です。お付き合いください。
そういえば、娘の吹奏楽って、楽器の運搬があるんですね。楽器運搬って、かなりデリケートな作業です。トラックの荷台に積みこむ順番もあるし、傷つかないように保護もしなくてはいけないんです。例年は、あちこちの運送業者に依頼していたそうですが、今年は、一つのバス
バス会社にずーっとお願いをしています。
バス会社が、楽器運搬してくれるの? って思ったんですけれども、新型コロナウイルスの影響で、バス業界も冷え込んでいます。普段は観光バスの運用で忙しい会社も、商売あがったりみたいで、こういった仕事も快く引き受けてくれるらしいんです。
ですから、毎回、トラックをブイブイ言わせてやってくる運転手さんは同じ人。西部警察のグラサンみたいな、茶色のカッコイイ眼鏡をしているおじさん。白髪を後ろに流して、声が少ししゃがれていて、かなりダンディです。
言葉数も少ないんですが、ちょっとした事情もすぐに汲んでくれるし、なにせ、その運転技術のすごさ。音楽ホールの裏手って、狭い場所が多くて、大きなトラックがそこに入り込むためには、かなりの技が必要です。しかし、その西部警察。一発で決めてくる。もー、痺れますよ。パーカッションの子ども達も、保護者のお母さんたちも、西部警察のハンドルさばきに「おおおお」って黄色い歓声を上げます。
楽器を積んだり、下ろしたりも手慣れたもの。本番前の子ども達に「おめえら。頑張れよ」って渋くエールを送ってくれる一面もあります。
先日の千葉行きの際は、トラックの運転手が若いお兄ちゃんに代わっていて、一同がっかり。やっぱりお年頃だから、長距離運転はしないのかしらね、なんて保護者会のお母さま方で噂をしていたのですが、な、な、なんと。よくよく見たら、子どもたちのバスを運転している人。西部警察じゃねーか。バスも運転できるのかよー!
「いつもはバスの運転手してんだよ。この不況だろう? トラックも運転するぜ」
か、かっこいいーー!
し、痺れるぜーー!
今回の「おじさん探偵団と怪人影男爵」。主役の久保くんがもう少し歳を取ったら、こんな感じになるんじゃないのかなと。
今回の探偵団には、個性豊かなキャラを据えたつもりです。みなさんからもコメントで頂いておりますが、久保くんはかなり抜けているキャラになります。ハートは熱いですが、頭は緩い。社会で生きていけるの? って感じのタイプです。知的なキャラがいる中、ムードメーカー的な役割を担ってくれると思います。
ツッコミどころ満載の彼ですが、書いている人間としては、とっても単純で書きやすい。彼のおばかさんなところに、「おいーっ!」とツッコミを入れながら読んでいただけると嬉しいです。
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