ソードワールド2.5「ようじょわーるどへようこそ」

※この感想記事には、シナリオ「ようじょわーるどへようこそ」の重大なネタバレを含みます。2022年7月10日~8月7日にかけて行われたセッションの感想記事です。


ソードワールド2.5にPLとして参加してきました! TLで見かける「ようじょわ」の文字。我々はその謎を解くべく、シナリオ制作者が開いてくださったセッションへと向かったのだった……


◆GMさんについて

今回は「ようじょわーるどへようこそ」のシナリオ制作者であるジルニィさんにGMをしていただきました! 全く別のゲームでは時折遊ばせていただいてるんですが、実はTRPGでは初めての卓なんですよね。はじめましてよろしくお願いします!


一緒に遊んで、すっごい遊びやすいって印象でした! なんというかユーザーフレンドリーというか、とても丁寧に対応してくださって柔軟にやりたいことを実現してくださる感じでとても遊びやすかったです! あとNPCの動きがとてもかわいい……NPCとの絡み一生見てたい……!


そんなGMに回していただいた「ようじょわ」ですが、色とりどりの(?)PLさんたちと一緒に遊んだことでさらにすごいことに……なりました!!


◆PLさんについて

今回の「ようじょわ」はPL4人で挑んでおります。かわいいようじょから不審者と悪役まで幅広いPCたちが、PTを組んで奈落の魔域へ挑むという、すでにヤバい香りのするメンバーで超楽しかったです!


◯PC:ネフィ(メリア/おんなのこ/3か月(短命種)) PL:セナさん

我らパーティーのかわいい枠その1。魔法少女に憧れる短命種メリアのおんなのこ。ばっちり妖精魔法を使いこなし、攻撃回復支援となんでもできるその姿は既に魔法少女! それでいてかわいいのは卑怯だと思うんですよ。しっかりしてるようで割と魔法少女に引っ張られたり、年相応な好奇心旺盛な部分がちらほら見えるの最高でしたね……。守りたい、この笑顔。

同じパーティーメンバーのラウララときゃっきゃしてるの見るだけで心が癒されますね。実際年が近いということもあってか、一番仲良しさんだったのがグッド……お互い魔法少女を目指してるのがかわいすぎて私はにやにやしていました。気持ち悪いですね。


◯PC:ラウララ(タビット/おんなのこ/5歳) PL:豆乳コーヒーさん

我らパーティーのかわいい枠その2にして頼れる司令塔。ネフィと同じく魔法少女を夢見ているかわいいタビット。操霊魔法を操りフラビィゴーレムのごーちゃんを操る魔法少女なのだ。ラウララもごーちゃんもなんと立ち絵を書かれていて超かわいいんだ! ごーちゃんもちゃんとドレスアップされていてとてもすき……

知力がずば抜けて高いのと、今回のシナリオでは結構危機感知判定を使う場面が多かったのもあり、タビットの種族特徴とかみ合ってつぎつぎ危険ポイントを見抜くのがすっごく頼れて素敵でした! 前衛二人は魔法少女よりも年上の立派な大人なんですが脳筋なのでそういうのは弱いのだ。結局一番頼りになるのがラウララちゃんでほんと助けてもらいました。感謝!


◯PC:エレン・ガルディエ(人間/おとこのこ/26歳) PL:シアさん

我らパーティーのかわいい男の子枠……ではない。不審者枠だ。通り名が“不審者ひとさらい”だもんなぁやべぇよこれ多分。ぱっと見は普通の青年にみえるものの、その実はヨウ・ジョメデール卿に仕える騎士なのだ。日々ようじょを愛でるための見識と技術を磨き、幼女国家論の実現を目指すため、幼女の保護という名目で幼女の拉致監禁洗脳を行っているらしい。こわいね。

ゴリゴリの前衛戦士であり、同じくばちばちの前衛闘士であるウルフルとは政治主義信条その他諸々の面でぶつかりあっていました。喧嘩するほど仲がいいというのがありますが多分これはほんとに仲が悪い。お互いぶつかり合いながらも(目的が同じで利益が見込まれるときは)ちゃんと協力するのが楽しかった……! ヨウ・ジョメデールかイジ・メールか。覇権を握る時まで戦いあいましょう……!!


◯PC:ウルフル(リカント/おんなのこ/24歳) PL:とたけ

私のPC。パーティーのかわいいけもみみ枠……ではなく悪の女幹部枠です。こうやって書くと意味分かんねぇなコイツ! ヨウ・ジョメデール卿の派閥に対してもう一つの派閥であるイジ・メール卿の家臣であり、ジョメデールの騎士たちに嫌がらせを行うのがお仕事。今回は幼女たちとパーティーを組んだエレンを見張り、ついでに幼女たちを(命の危険がない程度に)いじめるためについてきた不審者二人目。なお虐めるのはお仕事でやってるので、オフのときは普通に子ども好きで魔法少女モノの物語が大好きな一般リカントです。

上でも書いたようにジョメデールの騎士であるエレンとは大変仲が悪く、徹底してお互い潰しあおうとRPしてたのが楽しかった……ちなみにセッション中エレンのことを名前で呼ばないようにしていたりします(だいたい貴方呼び)。ただ力量と熱量だけは認めざるを得ないところなので、好敵手として認めてはいるようです。ラウララやネフィも定期的にとげとげ言葉で虐めようと仕掛けてますが、ほんものの純真さには勝てずに毎回むきーって感じになってて面白かったです! またこの凸凹というか水と油みたいな組み合わせで冒険に行ってみたいものですね……!


◆シナリオについて

奈落の魔域を攻略するというとシンプルに聞こえるのですが、魔域の使いかたがうまい……! なるほど、これだ!! っていう面白さが至る所にちりばめられてて素敵でした!

奈落の魔域には幼女愛好家の魔神がおり、安全にかつ幼女たちにも楽しんでもらえるよう最大限の配慮を払い、奈落の魔域に来た者たちがようじょになるトラップをあちこちに仕掛けまくったようです。結果、魔域に挑んだ冒険者はつぎつぎ幼女になり、魔域の中は幼女たちの世界に……これを解決していくという物語でした! 

すんげぇ面白かった……特に幼女になるトラップ。トラップそのものは危機感知判定で成功すれば回避できるのですが、トラップを受け続けると徐々にようじょになってよりシナリオを愉しむことができるわけですね。PLとしてこれあたりに行きてえ……と思っても全員幼女化すれば壊滅まっしぐらなので、PLの理性が試される美味しいトラップでした! この魔域、実はPLの意識を反映してできているのでは……? なお、今回のセッションで初の(?)完全幼女になったPCがでたそうです。ていうかエレンなんですけどね。おめでとうございます!!!(?)


最後のエンドも、魔神と戦い滅ぼすか、魔神を解放するかというもので、どうも魔神は本当にようじょ好きだけで悪さはしない模様。こうやって書くと何を書いてるんだ私はとなりますが、実際そうなんだもん。魔域から出たい理由も「人口的に作られたようじょじゃなくて、天然物のようじょを近くで見たい」という純真で不純な目的であり、今回は特に幼女愛好急先鋒のヨウ・ジョメデール卿の騎士、エレンの熱い説得によって解放されることとなりました。エンディングで不穏な笑みを浮かべながらようじょとしょたを眺める魔神という何とも大丈夫なのか不安にさせられるエンドで笑いましたね! すき! 面白い……!


と、言う感じで大変楽しく卓をさせていただきました。なんとこのシナリオ、TALTOにて公開されているようですので、是非みなさんも遊んでみてください!

素敵なシナリオへのURLはここ!!

https://talto.cc/projects/_Vw6w4tkDYBGBU23pgU-d


とても愉快で楽しい時間でした! また機会があれば是非、あそびましょう!

それでは!

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