一冊の本

犬屋小烏本部

第1話物語が始まる前に

さあ、ここから始めよう

私が植えた苗は大きく育ち始めている


表紙を飾るのは月が大きく輝く満天の星空

星の数だけ、星座の数だけ物語がある


ページを開こう

物を語るのは「ひと」だけじゃない

ページを捲ろう

物語は加速し、同時に増えていく


ここから始めよう

無限の物語を

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