魔神と勇者と肩を並べるその日まで

覇魔亭

第1話

影の薄いイケメンの青年は、



会社の上司との交通事故で亡くなった事になった。韓国ドラマ風。


だがそれは神が異世界に転移させるためだった。



神と出会い話をした。すると、

召喚術士にしてくれるらしい。



「君には後々魔神を召喚して従えてもらう楽しみにしているよ」


召喚した人物や物体はステルスと光学迷彩で見えないらしい。だが異世界例外も存在するらしい。



これにはメリットとデメリットがある。メリットは戦いで優位に立てる事、デメリットは周りの人達に召喚術士だとわからない事だった。



青年は召喚神に加護を貰い、それなりの実力者にはわかるようにしてもらった。


森に召喚され最初に召喚したのはでかいタイヤのモンスターだった。タイヤーと名付けた。


タイヤーはスライムと戦ったが木がたおれたりの痕跡がでてからスライム達は逃げた。だが遅くしか移動できないスライム達は倒されていった。



倒した魔物は召喚できるようでスライムの大群も召喚できるようになった。倒したスライムの中にメタルスライムとストーンスライムがいた、これをひかせる事でタイヤーを時速に合わせて空を飛ばせる事ができる。




森の中メタルスライム達は青年の盾にもなってくれた。




青年は1週間で森の中を探索しつくした。カマキリ、熊、カエル、ゴブリン、オーク、オーガなどのモンスターをタイヤーが時速250キロでひきころしていった。




ミンチになり素材はダメになったが魔石は残ったオークなどは食べれた。



レベルも上がった様だが本人にはわからなかっただがタイヤーを2体まで召喚できる様になったので魔力は凄まじく上がっている。




光学迷彩スライムで冒険者が来たら教えてもらい逃げていたので、まだ人との接触はない。




適正があるみたいで倒しても召喚できるモンスターとそうでないものがいるみたいだ。これは召喚神が決めてる様だ。




召喚に失敗した時召喚神の声が聞こえた「ひきすぎ注意頑張ってね♪( ´θ`)ノ」


森で死骸をみつけたそれも凄い魔力を放っていた。タイヤーでひいた、そして召喚したら




ハイエルフの美女が召喚された。



ハイエルフは青年の事をマスターと呼んだ。ハイエルフの名前はリアル。




ハイエルフは光学迷彩を消させるらしい消してしまった。


「ハイエルフの力を無効にする術師に倒されていたところを、生き返らせていただきありがとうございます。」




そして青年はこの世界について聞いたがハイエルフが死んでから時間がかなり経過しているのでわからないとのことだった。




だが青年の魔力が桁外れで目立つ事は教えてくれたそしてハイエルフが魔力を隠してくれたのだった、

適正をみて召喚術の他に風魔法がある事を教えてくれた。



なので青年はエアと名乗る事にした。


近くの小さな町に行く事に決まった。



町の場所はスライムで確認済みだ。

二人は装備一式を買ったお金はリアル

が払ったのち、冒険者ギルドに登録に行った。




冒険者ギルドはいきなり現れたハイエルフの美女リアルに驚いていた。




そして、ギルドマスターだけは鑑定で何かの神の加護持ちであるとエアの存在に気づいていた風魔法が使えるので風の神の加護だと思っていた。




召喚神の加護もちは伝説レベルだが普通の加護はたまにいたのでギルドマスターはあまり気にしていなかった、だが光学迷彩というのが何かその時調べなかった事をのちのギルドマスターは後悔するのであった。




受けつけに行きリアルは剣士、エアは風魔法使いとしてFランク冒険者になった。



その後この町では1番のAランク冒険者パーティに飯を奢って貰った。「オレ達はこの町1番の冒険者パーティ虹っていう7人組だよろしくな。」




そしてこの辺りをおさめる貴族に挨拶に一緒に行く事になった。ギルドマスターのてまわしで。




呼ばれたのはリアルだけだったので、エアは一人でFランククエストすることになった。


エアはFランククエストの図書館の清掃をしており、清掃後に召喚術の本を片っ端から暗記していた。




その中で悪魔についての文献があった。タイヤーは人間には知られていないエルフの本でモンスターではなく悪魔である事がわかった、




かつて世界を苦しめた悪魔は指パッチンでなんでも消せたそうだ。タイヤーはその進化前である事がわかった。進化後は人型で光より速く走れたらしい。




魔王は存在するが頭が悪いらしいがでかさだけは最強らしい。召喚術での契約も無理だそうだ。本を読む際には毎回ハイエルフを召喚していた。公爵屋敷にてハイエルフの美女リアルは考えていた。



どうやったらFランク冒険者にすぎない実力のマスターをすぐに英雄にできるか。



そして召喚された自分がタイヤーと一緒に魔王を倒してエアを魔王討伐者に代々的に演出するかを、



タイヤーを進化させるのが手っ取り早いがそれには悪魔領にマスターを行かせなくてはいけなくなる。なので、公爵の軍勢に一緒に来てもらい時間稼ぎをしてもらおうと考えていた。




問題は光学迷彩の使い所だ悪魔にはタイヤーを見せた方が良く、タイヤーをエルフなどに見られたらアウトだ人間界では生活出来なくなるなので光学迷彩スライムの出番であった。

エアの読む本の中に竜の本があり最強の術師について書かれていた。




その者は、不死身らしい。見た目を変える事に特化しており変えた者の能力が使えるらしい、ハイエルフのリアルを殺した正体らしい。



時代がタイヤーの生きていた時代と違い指パッチンで倒せる様だが倒した者はいなかったようだ。今どこにいるかは不明。


エアはその術師を超える情報を手に入れて最強の術師になる道を選んだ。



エア「リアルと肩を並べるその日まで頼りにしてるぜタイヤー」


タイヤーの進化や能力を奪うには悪魔神殿で悪魔神父に生贄のミンチを渡す必要がある様だ。リアルが公爵に聞いた話では勇者がいるらしいが旅にでており、行方不明だそうだ。



なんかハイエルフのリアルの昔の話と良く似ているのでエアはリアルが勇者じゃないかと思っている。



そしてそれは公爵も同じらしいがリアル本人は興味無いらしい。勇者は魔法剣士らしい。リアルと同じだ。




偽物も良く出るようだ、その際に悪魔領に魔王討伐に行かされるそうだが大抵がただの魔剣使いらしい。




リアルはサラマンダーやフェンリルを単独で撃退させた事があるそうだ。リアルはアイテムボックスからサラマンダーとフェンリルの卵を取り出し、

エアは卵と契約した。卵が孵化して幼女が二人になった。サラマンダーのサラとフェンリルのフリルはリアルのアイテムボックスの中にあった大楯を持ってエアを守る事になった、その間にタイヤーがモンスターを倒す。



冒険者ギルドで登録も済ませたリアルがリーダーで4人は冒険者パーティを作った。





エアがBランク冒険者に絡まれた、絡んだ冒険者はエアが上級の風魔法で吹き飛ばした。



ギルドマスターの計らいらしい4人のパーティはCランクパーティになった。リアルはAランクになった。

タイヤーに悪魔領の偵察をさせた。



すると、第2王子と悪魔が結託している事がわかったなので、リアルは第2王子の部下から倒す事に決めた。


昔のツテで暗殺者を雇い精鋭は消えた。


そして結託の話を公爵にして、公爵の軍勢を味方につける事に成功した。


魔王は馬鹿だがでかい王国に来ただけで王国が滅んでしまう。


神がエアを召喚したのはそのためだとリアルは思った。


そして悪魔神父は沢山いる事がわかったどの悪魔神父に交渉するかはリアルが探す事になった。

悪魔領に突撃だ、公爵の軍勢が時間を稼いでいる間に悪魔神父に会う事になった

リアルが何回もハズレの悪魔神父を引く中エアは思った。本に書いてあった事を信じてミンチを交換しようすると、タイヤーは魔神に進化し、公爵の軍勢は危機一髪のところで


「パッチン」



と音が響いて、魔王討伐を果たした。



エアはすでに最強の術士とどうレベルまでいたっていた。魔神と勇者と肩を並べたのはCランクパーティのFランク冒険者だった。彼はランクアップより本を望んだ。そしてその後オリジナル魔法、この時代では自分だけの魔法を生み出すのだった。


魔王討伐にあたり、エアの次に手柄を上げたのは避難誘導をして時間を稼いだBランク冒険者だった。スキル避難誘導を使い国民を守ったのだった。その手腕をかわれ防衛責任者になったのは、エアに冒険者ギルドで絡む芝居をして、上級風魔法で吹き飛ばされた男だった。



そして50年後災厄はすべて消えた。



時代は違うが地球と変わらない世界になった。その時人々を導いた王は元Bランク冒険者だったらしい。



だが、透明で見えない国があるという本が世界を駆け巡った。その国の名前は「現実の空気」だった。

冒険者ギルドのギルドマスターはエアとリアルの国だと、すぐにわかったそしてギルドマスターはたどりついた「現実の空気」にそこは世界からなくなった、ファンタジーであふれていた。闘技場で王であるエアとタイヤーと呼ばれる魔神が1対1で戦っていた。その前座試合の後はエアとギルドマスター前の最強の術師、リアルを一度亡き者にした者が戦った!ギルドマスターはエアの顔になったりした。戦いでは強かった。


最後にはエアが勝った!!

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