日常 第1話


※1 翔のセリフ

※2 憂のセリフ

です




朝、陽の光が差し

気持ち良い目覚めに心を弾ませる

今日からは義務教育最後の1年である

園崎家(そのさきけ)の今日のご飯は

フレンチトースト

はちみつを少しかけるととても美味しくヨーロッパ辺りの貴族の気分になることができる

時間を見ると7時半

う〜ん我ながら完璧な時間帯である

食事を食べ、服を着替え、ネクタイを閉め学校へ向かう

学校へ行きクラスを確認する

「おっ、あいつと一緒のクラスか…」※2

とりあえず仲の良いものがいて喜ぶ

3年4組

俺が最後の中学校生活を送る場所だ

ガラガラガラガラ…

「おっ憂(ゆう)じゃん!久しぶり」※1

重低音と言うような懐かしい声が響く

こいつは青空 翔 (あおぞら かける)

小学校4年生からずっと一緒のクラスである友達だ

「翔こそ久しぶり!

もしかして整形した?」※2

というジョークか怪しいラインの話題をぶちかましてみた

すると

「何を〜〜!憂だって化粧しやがって〜!!」※1

などといういつものノリが帰ってくる

これが今までの俺の日常だ

そしてこいつはと言うと…

「なぁ…憂

今年こそ俺あいつに告白しようと思う…

手伝ってくれないか?」※1

「分かった

その代わり

サー〇ィーワンのトリプル奢ってな」※2

「高ぇなおい!!まぁええけど」※1

あいつと言うのはクラス1…いや、

学年で言うと1,2を争うであろう

松井岬(まつい みさき)のことである

翔は小学校2年の時に一緒のクラスになった時から恋をしていて最初俺と友達になったのま

松井と友達になりたかったからだ

と言われた

恐らくだが

翔も俺もそんなに顔は悪くないであろう

特に翔はモテる

そんな翔が長年恋をしているので余程好きなのであろう

友として、いや、一観測者として彼らの

今後を見守りたい

そして恋愛が何かを知りたいのである








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