第109話 増加中

 大阪や宮城で、第4波がきているとか。

 そうですね、グラフを見ると明らかに増えています。


 それにしても、なぜそんなに増えたり減ったりするんでしょうね。

 本当に飲食なんでしょうか?それとも、人混みなのでしょうか?

 それで、こんなにすぐ増減するのは驚きですね。


 とはいえ、関東の緊急事態宣言によって急に減ったのも事実。

 飲食店の営業時間を短くすることで、感染を減らす効果があるのは明らかです。



 こんなことも、ワクチンが普及すれば心配することが無くなるのでしょう・・・







 と、私は思っていないんですよね・・



 ワクチンの効果はせいぜい数か月。

 しかも、既存のワクチンが効かない変異株が次々と現れる。


 というシナリオを想定してしまうんですよね。


 その結果どうなるかと言うと、毎年ワクチンを打たないといけない。

 

 え?ほんとですか?

 毎年ワクチンを打たないと人類滅亡?


 昔のSF小説ですか?


 いえいえ、そうではないと思います。


 インフルエンザも、そこそこ重大な感染症です。

 その対応として、下記がありました。


  ・一般の病院でも、感染を判定できる

  ・タミフルやリレンザなどの特効薬がある


 私は、その2つが必要と思っています。

 ワクチンはその間の時間稼ぎにはなりますよね。



 そのためにも、製薬会社の方には頑張ってもらわないといけないですね。

 頑張ってください。





 ところで、『そんな彼の人生』という私の作品。

 もともとは、「24時間だけ他の時代の扉の向こうに行ける」と言う設定も考えていたんですよ。

 例えば、若い自分が40代の自分の愛車に乗って驚く・・・とか。

 年配の自分が、若い自分の家に行ってスキンケアやファッションをレクチャーする・・とかね。


 でも、現実のこの状況下。小説の設定が使えなくなってしまうほどのインパクトでした。


 SF作家は困りますね。

 感染リスクを考えると、タイムトラベル物の小説が軒並み書けなくなっちゃうんじゃないでしょうかね。


 異世界召喚ものもどうなんですかね。

 異世界に病原菌をまき散らして滅ぼしてしまったりして。


 現実は小説よりも奇なり。

 まさにそんな時代です。

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