第4話 このエッセイのタイトルについて

そういえば、このタイトルの話を書くのを忘れていました。


”方法ならあるさ、いつだって僕はそれを知っていた・・・”

は小説の三枝 優というキャラクターのお決まりの文句です。


三枝優というキャラクターは

・妖艶な色気のある女性の姿をしています

・ロングヘアーで黒い服を着ています

・職業は占い師です

・女性の姿じゃないときは線の細い中性的な少年(高校生)の姿をしています

・女性と男性の姿が変わるためにはあることをする必要があります


なんていう設定です。



参考に、小説の一部を書いてみます



ーーーー


なんとか、空き倉庫に隠れることができた。

しかし、和樹は絶望していた。

倉庫の外では、殺し屋が何十人も探し回っている。

「だめだ・・・もう助かる方法が思いつかねえ・・」

思わず弱音を吐いてしまった。

どう見ても詰んでいる。


その時、優はつぶやいた。

「方法ならあるさ、いつだって・・・僕はそれを知っていたし、今も知っている

るよ・・・」

和樹はその言葉に、激高した。

優の胸ぐらを掴んで叫んでしまう。

「てめえ、そんな方法があるなら使ってみろ!!もう、どうにもなんない状況じゃねえか!」

胸ぐらを掴まれた優は寂しそうに和樹の目を見る。

そして、優しく和樹の頭を撫でるように触ってきた。

そして、微笑んだ・・・。

「和樹・・・ごめんね」

和樹の頭に添えた指先は・・髪の毛をいきなり鷲掴みにした。

「な?・・・」

そして、ぐいっと和樹の頭を引き寄せる。

そして、唇を重ねた・・・・濃厚なキスだった。

舌が入ってくる・・・和樹は驚きと混乱で目の前が真っ暗になる。

「ん”ん”ん”・・・!??」


和樹は力ずくで優を引き剥がした。

「いったい、何を・・・」

怒鳴りかけた和樹。しかし、目の前にいる人物の姿を見て声を失った。


そこにいた人物は和樹にニッコリと微笑んだ。

「ごめんなさいね」

そこにいたのは、妖艶でものすごい色気の美女であった。


ーーーー


こんなキャラクターです。

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