無気力青年は女を抱くために動く

アホ

第1話

まず初めにこの小説はつまらないです。それでもいいと言う方はお読みください。

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吐く息が白くなる季節、俺は学校に行かないで今日も暖まったベットから出なかった。

その事実に俺はただうずくまり、世間の視線に怯えていた。

「ごめんなさい、神様もう時期死にます。

だから許してください」

世間に視線を想像しただけで俺は耐えきれず、俺は今日もベットの中で神に祈った。

だが神はいない。無意味な祈りを掲げ、ただ現実から逃げていた。

母はお金を稼ぐため掛け持ちのバイトに出かけて、父は夜遅くまで働いて5人家族を養っていた。

俺はその事実に不甲斐なさを覚え神への許しを求める心を深めた。

ただ一度もベットから出ないで夕暮れになった。

「ねぇ、圭ちゃんご飯ここに置いとくね」

母の声は細くただ悲しみに暮れているようにも感じた。

その声を聞き俺はただ自分の不甲斐なさを呪った。

もし俺が頭が良く皆んなに褒められれば、もし俺が優しく人に愛されれば、もし俺が逃げ出さず現実と向き合えば、家族を傷つける事はなかったのかもしれない。

俺はただその理想を神に願いカッターを持って腕の頸動脈を切った。

(あぁ、ようやく切れた)

俺はいつも勇気が出ず切れなかった腕を何故か今日はすんなりと切れて安堵した。

その切り口はみるみる内に血が溢れ出し床を血塗れにした。

(案外痛くないな)

俺は耐えられる痛みだったためなぜ今まで躊躇っていたのだろうと思い早く切らなかったた事を後悔した。

「何やってるの、健ちゃん」

母は俺の奇行に驚きの声をあげて腕を着てきた服で切り口を押さえていた。

俺はなぜ気づかれたんだろうと思い下を見たら血の池がドアの方まで広がっており血が隙間から見えたためだった。

「春、救急車を呼んで」

母は大声で妹の春に頼み、血塗れ汚れた手で俺の傷口を抑えいた。

春は何よとした顔で一度此方に来たが俺の惨状を確認してすぐにスマホを取り救急車を呼んだ。

俺はなんでこんな事してんだろうと母たちの行動を疑問に思い意識を落とした。

……………………………………………………

俺が目を覚まし上体を起こしたら母に抱きつかれ

「よかったぁ、よかったぁ」

と涙を流しながら背中をさすられた。



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