第7話 最後の戦い

《湖》


姉妹「では、戦いを開始します。」


そして戦いが始まった。


海人「雫は妹を、僕は姉を倒すから。」


雫「うん、分かった。」


そして二人は二手に分かれた。


《洞窟》


海人「僕は、あなたを絶対に倒す。」


姉「さぁ、それはどうかな?」


海人「ふざけるな。」


姉「フッ、それで私を倒せるのか。」


海人「僕は絶対に負けない。」


姉「だったらこれでも食らえ!」


海人「うっ、何だこれは。」


僕が持っているのは、剥がれ落ちたカケラだった。


姉「私と契約をしてくれたら戦いをやめても良いわよ。」


海人「チッ・・・。」


そしてその時だった、僕の目の前の光が見えた。


海人「あれは・・・。」


雫「海人、倒したよ。」


海人「雫、倒したんだな。」


姉「くっ、急に力が抜ける。」


雫「海人、二人の弱点は分かったよ。」


海人「さすが。」


雫「うん、ありがとう。」


そして二人は洞窟を出た。


《公園》


海人「良かった、何とかいつもの公園に戻ってきて。」


雫「うん。」


おじいさん「よくやった、ワシに教えるのはもう無い。」


海人・雫「はい。」


おじいさん「では海人、そろそろ帽子を取ってもいいぞ。」


海人「はい。」


雫「えっ、海人?」


海人「雫、僕は君と出会えて本当に良かった。」


雫「海人・・・、私も海人と出会って良い思いでが出来た。」


おじいさん「では、時間だ。」


海人「はい。」


雫「海人、天国でもまた会おう。」


海人「うん。」


そして僕は天国に行った。


雫「海人・・・。」


おじいさん「雫、ワシらも帰るとするか。」


雫「うん。」


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