第1章〜異世界転生〜
第1章〜異世界転生〜
目が覚めたら俺は高原にいた。
どうやらロウガイジジイの言ったようにどうやら俺は"異世界転生"をしたらしい。
するとここは異世界。俺はここでいったいなにをしたらいいんだ。
だが俺は異世界アニメを死ぬほど観たのでこの世界での生き方は把握している。
周りを見渡すとデカイ城がみえる
俺はとりあえずその城がある街に向かった。
・・・・・
数十分後、俺は街に着いた。まず街の入り口にある看板を確認した。
どうやらここは「レクト」というかけだし冒険者が集う街らしい。
とにかくこの異世界で生き残るにはまずは武器と装備を揃えよう。
そう考えてるうちに一人の男が俺に声をかけてきた。
「なあ!あんた!かけだし冒険者か!?」
急に誰かが声をかけてきた。俺は咄嗟に答えた。
「お、おう。そうだが、あんたもなのか?」
すると男は急に静かになり口を開いた。
「いいや俺は去年から冒険者をやらせてもらってる。それにあんた。まさか聞いてないのか?」
「聞いてないってなにが?」
状況を把握できないがとりあえず俺は話を聞いた。すると男は表情を固くしてこう言った。
「今から数時間後にすごく強い魔王軍の幹部がこの街に攻めてくる。」
「魔王軍?」
「ああ!だから今この街にいるかけだし冒険者には危険だから隣街のネスタに避難してもらっている。」
とにかく今はこの世界のことを知りたいので俺は彼から話を聞こうと思った。
「あんた、魔王軍のことも知らないのか?」
「まあ、そうだけど。魔王軍ってなんなんだ?」
すると、男は説明し始めた。
「ある昔に俺たちの領土をかっさらい長年にわたり今も俺たちを苦しめている巨大勢力がいる。」
「それが魔王軍"ブーム"だ。」
どうやらこの世界では魔王軍"ブーム"によって苦しめられているということか。
つまり俺がここに連れて来させられた理由は魔王軍"ブーム"からこの世界を救うことなのか。だが俺は無力だ。そんな俺に世界を救うことができるのか?本当に俺にそんな力があるのか?........
とりあえず話を聞こう
「つまり、この世界は魔王軍"ブーム"によって苦しめられているってわけか。」
「そうだぞ。それと今ならまだ間に合う。あんたも避難するか?俺が避難場所教えてやるよ。」
敵は強力らしい。無知で無力な俺は避難した方がいいのか。いや、だが本当にそれでいいのか?俺は.....
「いや、俺は戦う」
「おい!なに言ってんだ!?あんた格好見る限りかけだし冒険者だろ!いいか!相手は俺たちでも歯が立たないくらい強いんだ!あんたみたいな素人が出しゃばったらすぐ死ぬんだぞ!」
男は怒鳴ってきた。だが俺は
「お前だって1年目のかけだしだろ!俺は無知で無力だ!だがそんな俺にもなにかできるはずだ!だから今俺はここにいる!」
「俺は魔王軍からこの世界を救いたいんだ!」
「!?」
男は驚いた顔をして黙り込んでいた。そして口を開いた。
「・・・・・驚いたよ。あんた、すごい覚悟だ。」
「あんた、名は?」
男に聞かれ、俺は迷わず答えた。
「俺はキッド!別世界からこの世界を救いに来た配信者ストリーマーだ!!!!!」
〜第1章〜 END
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