その絶望と愛で包まれた世界であなたは何を望むのだろうか。

第1話 絶望と愛

「母さん!死なないでよ!」

「強く生きてね。」

 なんでいつもこんなのだろう。

 幸せだったのに。

 戦火の中私は思った。

 敵を殲滅、駆逐ただそれだけ。

 父さんは魔導殲滅部隊に入って敵に殺された。

 勇敢な死とか言って、済ます大人のずる賢さ。

 醜さ

「うわぁぁぁあぁああぁあぁ!嫌ァアぁあぁ」




「どうした人間。母を亡くして辛いか。じゃあ、私が貴方に世界を滅亡させられるほどの力をやろう。」

「いらない」

「ほぅ。」

「私だけの力でやる。」

「貴方人間じゃないわね。面白い。じゃあ、拒否権を与えない。私は趣味に突っ走るわ。」

 途端に苦痛がした。



 感情 心



 それが失われたような気がした。


「おめでとう。あなたは生まれ変わった。自分の頭を触ってごらんなさい。創造者クリーチャーの角があるわ。」

「要らないって言ったのにぃいいぃいぃぃぃぃいいぃ‼︎」

「そうそう頑張って」

 世界を私は作り替えてしまった。







 絶望と愛がある世界に。








 優しさで包まれてない。







 そんな、世界。





 おまけ

 豆知識

 第三次魔法大戦。

 先進国が基本的にワガママなせいで起きた。

 まず日本がスパイを滑り込ませたのが原因。

 相手の魔法使いを殺すことが最優先。

 自国は育成することが最優先。

 矛盾している戦争。

 多くの子供が親から離され、育成される。魔法適正がなければ実験台にされる。

 そのため、隠し子なんてふつうにあった。

 自分の親なんて知らないことも。



 知らない人より

 さぁ創造者クリーチャーが生まれて世界を作りなおした。どんな契度が生まれるかな?楽しみだ。さて、俺は忙しい。ダビングだ。

 さぁーて記録、記録!

 こんにちは。創造者クリーチャーさん。俺は今、ご機嫌だからな。許してあげよう。新しい神の存在を。いつもだったら呪うけどな?


 地上にて



 愛が生まれた




 優しさは生まれない




 時は生まれた




 理は生まれた




 滅びは生まれる




 創造も




 人も




 生物も













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