騙したくない佐藤と騙されてしまう佐藤
うすいいろみず
第1話 通りかかっただけですから!
最近の俺は自分で言うのも何だが、かなりリア充だ。
もう女に騙されることはないと思う。
毎日がやっと俺のペースに戻って来たようながする。
今日は朝からどんよりと曇っている。
昨日カフェで浴びた日差しが嘘のように
突然寒くなってしまった。
西日の中で運転するのは本当に疲れる。
だが、そこの路地を左折すれば居心地のいい
俺の住処が見えて来る。
平凡だか、今が一番平和で幸せなのかも知れない。
この日常を大切にしよう。
そう思いながらハンドルを左に切った瞬間、
西日の中に何かが横たわっているのが見えた。
ブタか?いや、ブタのように横たわった女だ。
何?何なんだ、こいつは!
ピクリとも動かない。
俺はどうすべきか迷った。
少しバックして通り過ぎようか?
それともすぐさま降りて
お嬢さん大丈夫ですか?
と声を掛けるべきだろうか?
いずれにせよ、俺の愛車は全く接触していないのだから何の落ち度もない。
やはり後続車の為にも路肩に寄せてあげよう。
お嬢さん、いや、おばさんか?
貞子のように髪が乱れていて、年代が全く判らない。足は長く伸びているからスタイルはいいようだ。
ひとまず路肩に寄せて長い髪をどけてみたが、顔が汚ぎていてまだ年代が判らない。
「大丈夫ですか?救急車を呼びましょうか?」
何も答えないが、突然目を開けた。
涙と混じったマスカラが顔全体にこびり付いていた。
この女、見られたもんじゃない。
このまま置いていく訳には行かないだろうし、やっぱり救急車呼びてーなあ。
少し躊躇っていると、やっと女が口を開いた。
「あなたは?あなたは誰ですか?」
こっちが聞きてーよ!
「ただの通りすがりです!」
トロンとした目つきに一瞬ドキッとしたが、いやいやその手には乗らない。
俺は今まで散々女に騙されて来た。
女という生き物は絶対信用しない。
ブタの方がまだ可愛い。
「私はどうしてここに?」
知らねーよ!こっちが聞きてーよ。
「車道に倒れてましたよ。具合でも悪くなったんですか?」
女は突然泣き出した。よくあるパターンだ。
「ああ!そうです。わたし、死にたくて車道に倒れ込んだのに、だれも私を轢いてくれないんです!」
誰が轢くかよ!ブタのように横たわった女を。
「何があったか知りませんけど、病院に行ってみたらどうですか?
精神的なケアもしてくれますよ。」
は哀しげに俯いた。
「もうお金がないんです…
昨日男の人に200万円騙し取られてしまって。」
は〜、俺よりも馬鹿な奴がいた。
俺は一番多い女で1805000円だ。
5000円はタクシー代だが、それっきり連絡がつかなくなってしまった。
そんな予感はしてたが、俺はその女を信じたかった。
その二週間後、他の男と腕を組んで嬉しそうに歩道を歩いている姿を見かけた。
一瞬轢き殺してやりたくなったが、冷静に考えれば、それで自分の一生は終わる。
そう思うと追いかける気もしなくなった。
だが、本当に哀しかった。
誰一人信じられる女が居ないなんて虚し過ぎるだろう。
かあさんには言われた。誰一人とは言わないから相手を良く見ろと。
そんなの無理だろう。俺は女に優しくされたい。優しく包み込んでくれて俺がメロメロになった頃、金の話を持ち出してくる。その時にはもう誰が何と言おうと俺はその女を信じたくなっている。
そんな事が4回続いた。
1回目は180万5千円、2回目は50万円、3回目は30万円、4回目は99万円、合計359万5千円。
4回目の女なんて、「百万も借りるのは申し訳ないから1万お返しします」と言って来た。
その時点で俺は何かを悟ったが、敢えて口にはしなかった。綺麗な想い出にしたかったんだ。
4回ともなんとか自分の収入で賄えたが、あまりにも辛すぎる。
ブタのように横たわっているこの女も男に優しくされたかったのか?
縋るような目でこっちを見てきた。
俺を見るな!そんな目で俺を見るな!
俺は暗い女は嫌なんだ。明るくて優しい女がいい。だが、そういう女は大抵口が上手く、金の為に男に擦り寄って来る。
まあ、俺の話はいい。
このブタを、いや、女をどうするかだ。
病院がダメならやはり警察に連絡しよう。
「今警察に電話しときましたから、すぐに来て相談に乗ってくれますよ。」
女はコクリと頷いた。
ああ、良かった。これでまた平和な日常に戻れる。
女は停留所のベンチに座って泣いていた。
と思ったら、いきなり立ち上がって俺の方を向き、深々と頭を下げた。
俺もいい行いをしたような気分になってニコッと微笑みながら手を振ってやった。
すると何を勘違いしたのか、ブタが、いや女がこちらに一歩踏み出した。
来るな!こっちに来るな!俺は暗い女は嫌なんだ!
そこに丁度パトカーが到着した。
ああ、やっとこのブタから、いや女から解放される。
俺は愛車のエンジンをかけ、俺の居場所がある丘を見上げた。
トントン。突然、誰かが助手席の窓を叩いた。
俺は飛び上がった。
女警官だ。いったい俺に何の用がある?
「あなたが通報してくれた方ですか?
念のため連絡先を教えていただけます か?」
一応連絡先と状況は伝えて帰って来たが、あの女警官は絶対俺を疑っている。
俺を誰だと思ってるんだ。
散々女に騙されてきた男だぞ。
間違っても女を騙すような男には成り下がってない。しかもあんな暗ブタを俺が騙す訳がない。
まあいい、俺は居心地のいいこの部屋で、俺の好きな香りに包まれて定期購読している雑誌を読みながら休日を過ごす。
やっと巡り会えたんだ、俺がポジティブになれる香り…アジアの奥深く森林に居るようなサンダルウッドの香り5、虫を寄せ付けなさそうなラベンダーの香り3、爽やかなベルガモットの香り2の割合。
この香りが俺を毎日ポジティブな気分にしてくれる。
あれから三日後、警察から連絡があった。
「先日の女性がお礼をしたいと言ってますが、連絡先を…」
「結構です!絶対に教えないで下さい。私はただの通りすがりですから!」
あぶない、あぶない。この充実したライフスタイルをあんな暗ブタに邪魔されてたまるものか!
仕事もすっかり慣れて、上司からも信頼されているし、職場もそれなりに面白い。
そして帰りに寄るカフェの居心地がまたいいのだ。
窓のそばには大小の観葉植物、明るいパインウッドで出来たテーブルの上に小さな多肉植物。しかも時々なんとも可愛らしい花まで咲いているのだ。この空間の中で酸味の少ないマンデリンの粗挽きをいただく。
45分程この空間に浸ったあと、近くのコンビニに寄って好きな惣菜と飲み物を買って
帰る。コンビニの惣菜は年々進化している。肉類も野菜類もいろいろチョイスできる。
翌朝食べるパンとヨーグルトとサラダもついでに買う。
マイルームに帰ったらフレグランスランプに火を灯し、チンしたおかずをその日の気分でお気に入りの噐に盛ればマイディナーの完成だ。
確かに俺は何人もの女に騙されてきた。けれど、それなりに女を見る目はついたはずだ。
暗い女は嫌だが、無駄に明るい女は絶対信用できない。
色っぽい女、露出狂の女、口の上手い女もダメだ。
優しくて明るくて信じられる女はどこに居る?
職場はおばちゃんしか居ない。合コンはもう懲りた。4回のうち、2回は合コンの後に騙されたのだ。
かあさんは言ってた。縁のものだからそのうち自然に出会いがあるわよ。
俺にも少し解ってきた。
優しくしてくれる女を俺が求めているからすぐに引っ掛かるんだ。
まずは俺の充実したライフスタイルを確立して自然の出会いを待つ。
いや、待ってはいけない、また引っ掛かる。
俺は一人でもリア充だ。
そう、この気持ちが大切なんだ。
女が居なくても時が経つのは速い。
もう12月に入り、カフェの温かいコーヒーをいただくのが本当に楽しみになってきた。
今日も人の入りは半分ほど。いつもの席も大抵空いている。
テーブル上の多肉植物にオレンジ色の小さな蕾がつき始めた。多分来週くらいには咲くはず。
可愛らしく咲いた花を想像しながら芳しいコーヒーの香りを満喫する。
一口目のコーヒーをすすった時だった。
「こんにちは」
全く聞き覚えのない声が背後から聞こえた。
女が二人、男が一人向かいの席に座ってきた。
見たこともないぞ!
「やっぱりそうです。この方です。」
左端の女が真ん中に居る女にそう囁いた。すると、その女も
「ああ、そうそうこの人だ」
やっと会えたと言うような目つきで俺の方を見ている。
「私、先日倒れていたところを助けていただいた佐藤と申します。」
え?先日?
ええ?あの貞子のような女?嘘だろ?
まあよく見ればほんの少し可愛いだけだが、あの時が酷かったから別人のように感じる。
「あの時、貴方様に通報していただいたお陰で本当に助かりました。
私、明け方眠れなくて、睡眠導入剤を大目にに飲んでたものですから夢の中にいるような感覚だったんです。
本当にご迷惑おかけしました」
女は微笑んだ。うわ、可愛い。
いや、そんな事はどうでもいい。
俺はもう関わり合いたくないんだ。
女の横に座った夫婦とも兄弟ともとれるような二人組の片割れが口を開いた。
「はじめまして。私達、バス停でお二人を見てたんですよ。本当に感動しました。」
「はあ…」しか出てこない。
「あの後、交番から出て来る彼女を見かけたんですけど、沈んだ表情をされててとても心配だったから声をかけさせてもらったんです。
その後こちらのカフェでいろいろお話を伺っているうちに彼女も元気が出て来たようで、それから時々こうしてお会いしてるんですよ。
あの時あなたが彼女を路肩に寄せてくれなかったら今頃彼女は生きていなかったかもしれないんですから、貴方は本当に彼女の命の恩人なんです。
是非、お会いして直接お礼を言いたいと話してたところなんです。」
よく喋る女だ。気をつけた方がいいかもな。
「いえいえ、僕は後続車の為にも寄せた方がいいと思ってしただけですから、本当にもう忘れてください。」
頼むから忘れてくれ。俺の憩いのひとときをどうか邪魔しないでくれ。
暗ブタが躊躇いながら口を開いた。
「あの時は何も考えられなくなっていて、本当にご迷惑をおかけしました。
あの後こちらのお二人に声をかけて頂いて、お金まで貸して頂いたんです。」
金?ああ今度は借りた方か。なら大丈夫だろう。
よく喋る女がまた口を開いた。
「ああ、あれはほんの少しですから本当にいつでも構わないんですよ。
それよりもパスタを食べてる時のあなたの顔がとても幸せそうだったから、私達夫婦もホッとしたんです。
佐藤さん、前日から何も食べてなかったんですって。」
よく喋る女が俺の方を向いてそう言った。
そりゃ、そうだろ。男に200万も騙し取られたんだから。
俺は30万の時でさえ賞味期限を5日過ぎた竹輪を食べて豪快に吐いてしまった。
火を通せば良かったんだが、そんな気力も残ってなかったんだ。
女はやっぱりたくましいや。
「それは良かったですね。食欲が出れば元気も出るでしょう。もう安心ですね」
俺は「はい、終わり」の雰囲気を漂わせながらお辞儀をして、すっかり冷めてしまったコーヒーを啜った。
だが、初対面の夫婦はどういう訳かまだ俺を見ている。
「お住まいはこの近くなんですか?」
そうだが、お前たちには、全く関係ない。
「ええ、まあ」
真ん中の女はまだ聞いて来る。
「ここら辺は閑静な住宅地で素敵ですね。
もうご結婚されてるんですか?」
来たー!初対面の男にそれを聞くか?
ハニートラップはこりごりなんだ!
いや、ハニートラップにしては歳を食い過ぎている。
しかも夫婦だろ?なんなんだ、こいつらは?
「いえ、まだ…」
今度はさすがにうっとうしさを前面に出して不愉快そうに言ってみたが、真ん中の女はまだ喋る気満々だ。
「いきなり失礼な事をお聞きしてごめんなさいね。実は貴方が2年前交通事故で亡くなった長男にどことなく似ていたものですから、つい親しみを感じてしまって。」
あ、そうか、そういう事だったのか。なら仕方がないな。
かあさんと一緒だ。交通事故ではないが、病気で長男を亡くしている。俺が5才の時に8才だったにいちゃんを小児ガンで亡くした。
俺は全く記憶にないのだが、かあさんは時々にいちゃんの遺影に向かって、ごめんね…とつぶやいている。
このおばさんも自分より先に逝った子どものことで何かと辛い思いをしているのだろう。
多分俺と話したいんだろうな。
亡くなった子どものことを詳しく聞いてあげた方がいいのか、それとも無難な話題にした方がいいのか?
取り敢えず俺は無難な天気の話にした。
「今日は日差しが少し暖かくて過ごしやすいですね。」
おばさんが嬉しそうな顔をした。
「そうなの、亡くなったうちの息子もね、あ、敬太って言うんですけどね、お天気がいいといつも庭を眺めながらコーヒーを飲んでたんですよ。
あなたもコーヒーがお好きなんですね。
敬太はモカブレンドっていうのを自分で買ってきて、私達にも時々たててくれたんです」
「そうだったんですか。
僕の好きなコーヒーは苦味の少ないマンデリンなんです。
いつも仕事帰りにこちらのお店でいただいてから帰るんですよ。」
あ、俺は今、余計な一言を言ってしまったような気がする。
ああ、やっぱりおばさんは食いついてきた。
「まあ、素敵なライフスタイルですね。
私達も時々コーヒーの香りに釣られてあちこちのカフェに入ってたんですけど、明日からこちらに来ようかしら。
ご迷惑じゃありませんか?」
うっわ〜、墓穴を掘ってしまった。どう言えばいい?もちろんこのひと時を邪魔されたくない。しかし、このおばさんを傷つけるわけにはいかない。
どう言えばいい?どう言えばいい?
取分け口の上手かった4人目の女!
アイツならどう言う?教えてくれ〜。
ああ、俺は焦っている、眼が泳いでいるのが自分で解る。誰を見ればいいんだ、どこを見ればいいんだ⁈
今度は右端にいる存在感のないおじさんが初めて口を開いた。
「そんな厚かましいお願い、若い人には迷惑でしかないよ。
すみませんね、もともとはこんな厚かましいことを言う人ではないんですが、貴方が亡くなった長男に似てるものですからつい嬉しくなってしまったようで、本当に失礼しました」
「あ、いえ、いいですよ。いつでもどうぞ。一人でコーヒー頂くより、一緒に頂いた方が美味しいですよね。」
ああ、言ってしまった。
断れないだろう。かあさんと一緒なんだ。
俺は今でも覚えている。
兄貴と一緒に居た同級生と喧嘩をして兄貴の方にボコボコに殴られ、家に帰った時のことだ。
悔しくてたまらなかった俺は食べかけの「よっちゃん」をかあさんに投げつけて、散々八つ当たりした。
「なんで?なんでうちのにいちゃんは死んじゃったんだよ、かあさんのせいなんだろ!」
「ごめんね、ごめんね。」
かあちゃんは泣きながら暫く蹲っていた。
かあちゃんのせいだなんて思ってないのに、時々にいちゃんの遺影に向かって謝っているかあちゃんを思い出してわざと意地悪く言ってしまったのだ。
本当に残酷な事をしてしまった。
このおばさんには親切にしてやれるだろうか。
俺と話す事で元気が出るのならお安い御用だ。
「僕は平日のこの時間大抵この席に居りますので、いつでも話し相手になりますよ。」
おばさんもおじさんも涙ぐんでいる。
ふと横を見ると暗ブタまで涙ぐんでいた。
おばさんが暗ブタの方を見て言った。
「佐藤さんも是非ご一緒してくださいね。若い方が居た方が話も合うし。」
うっわー、やめてくれ。コイツが来たらお通夜みたいな雰囲気になるぞ。
「いいんですか?私までご一緒させていただいて。」
おまえだけ断る訳にいかないだろう。
暗ブタが俯き加減に蚊の鳴くような声で呟き始めた。
「私、佐藤優と申します。先日は本当に助けていただいてありがとうございました。
貴方様とこちらにいらっしゃる鳥居様ご夫妻のお陰で平常心に戻ることができました。」
確かに普通じゃなかったもんな。
「僕は佐藤浩二と言います。普通の会社員でこの近くに住んでます。」
おばさんが食いついてきた。
「まあ、お二人とも同じ苗字なんですね。
これも何かのご縁かも知れませんね。
なんだか息子のお友達二人と仲良くなれたようで凄く嬉しいわ!ねえ、あなた。」
そうか、それなら良かった。
うちのかあさんは五年前にとうさんをガンで亡くしてるから、ねえ、あなたなんて言える人もいない。
おばさんの表情は生き生きしてる。
「浩二さんのご両親はご健在なんですか?」
俺もなんだか知り合いのおばさんと話してるような気分になってしまった。
「いえ、母は健在ですが、父は5年前にガンで亡くなりました。実は、僕の母も長男を8才の時に亡くしているんです。」
「まあ、私と同じだわ。
浩二さんのお母様はお元気なんですか?
塞ぎ込んだりしてらっしゃいませんか?」
「うちの母は父が亡くなってから自宅の一室でフラワーアレンジメントを教えてて、毎日忙しくしているようです。」
「素敵ね。私なんか鉢植えのお花でさえすぐ枯らしちゃうんですよ。
お仕事ももうしてないから結構一日が長いんですよね。
やっぱり何かお仕事されてる方が張り合いがあっていいですね。
あら、もうこんな時間になってる。
今日は突然話しかけられてびっくりされたでしょう?またお会いできた時も話し相手になっていただけますか?」
「はい、僕なんかで良ければいつでも」
おばさんはすかさず暗ブタの方を見て言った。
「あ、優さんもLINE入れますから是非ご一緒してくださいね。」
暗ブタがコクリと頷いた。
少し遅くなったが、このあと、いつものようにコンビニでマイディナーのおかずと翌朝の食料を買って居心地のいいマイルームに帰った。
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