第24話 去来する想い
目を瞑ると色々な想いが湧いてくる。
強い想いもあり、弱い想いもある。
映像であったり、音であったり、感情を伴うものも多い。
不安や恐れそして後悔で、いたたまれなくなることもある。
その想いに突き動かされて行動すると、どうなるか。
端から見ていると、衝動的行動となる。
多くの場合、後で自分が後悔する。
想いは感情を伴うとき、突き放して見ることができない。
その想いに巻き込まれてしまう。
その想いがやがては消え去るものであることを知るまでには、長い修練がいる。
知らないから囚われるので、よく知ることが大切である。
想いは去来するものであることを知れば、もうそこに囚われることはない。
強い想いもまた同じである。
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