フィンディルさんへのお手紙

第1話 フィンディルさんへ

　フィンディルさんへ

　ご感想をありがとうございます！

　拝読して目が潤み、ため息をついて一日は眠りにつきました。

　次の日、お礼を書き込もうとして、引用をしようと目を通してまた目が潤み……きりがないので、先に次の作品を応募してしまいました。

　順番が逆さになり申し訳ございません。

　＞若者が経済的にも精神的にも準備できていないなかで妊娠する。男性側は認識が甘く、女性側が恐怖と孤独に立たされる。身体の変化は待ってくれず、猶予のないなかで女性は一人で決断を迫られる。その顛末。（BYフィンディル）

　ズバリそのものを端的に表してくださり、誠に恐縮です。

　少子社会ですから、産育の経験者もどんどん年老いていなくなっていきます。

　あるいは、孫、ひ孫の世代になって、彼らの出産にアドバイスできる人やお手伝いできる人が少なくなってきていると思います。わたくしも、家庭科で性教育をされましたし、無知であることの恐ろしさを本で学びましたが、現実は本当に恐ろしかったし、むしろそういう教育は男性側が受けるべきだとも考えました。

　無防備な女子にそういった行為をする意味についてですね、考えていただきたいものだと、常々思っています。

　女性が望んだところで妊娠できないこともあるのに、ぜいたくな悩みと思われた方もあったかもしれませんが、タイミングがずれただけでその後の人生までずたずたにされるというのは、あまりにあんまりです。

　性行為に際して、最初からやる気満々でピルまで飲んで男性側に都合よくスタンバってる十代の女性なんて、見たことも聞いたこともありませんし、アフターピルがどうして普及しないのかという疑問もあります。

　親は娘が年頃になったら、身を守れるようにアフターピルを持たせてやるべきだとすら感じます。

　だって、男性は女性が無知だと知ると、好き勝手しますから！