応援コメント

そして勇者は世界を渡る!」への応援コメント

  • こんばんは、完結おめでとうございます。
    最初のコミカルなノリから一転して、破滅を描き、ラストでまた回転させる手腕、見事だと思います。

    ただ、なんでしょうね。
    他に解決策、なかったのかな?
    というやるせなさを感じてしまいます。
    序盤のノリが好きだったから……

    作者からの返信

    そうですね、あのコミカルなボケとツッコミのノリのままで最後まで行けたら良かったんですけどね。最初のプロットではそう考えてました。
    ただ、勇者くんの名前の落ちあたりから彼の両親の背景やら、ポーの思惑などを考えていたら、もう魔王一人だけを助けるなんて事も、勇者くん自身を救う方法も逆に救いがなくて、それならいっそ禍根はこの世界に残してみんなを新しい世界へと渡り、転生させる方がまだ救われるのではないかと考えたんですよね。
    そして一番の理由はやはりタイトルですね。何をもって『それでも救う!』のかが作品ストーリーの根底にあるのでこういった形になってしまいました。
    短編という事で本当は1万文字以下を考えていましたので、複雑な心理や思考よりも単純な想い【滅ぼさなければならない相手を救いたい!】を最後まで隠しながらも表現したいと考えてこのような展開としました。最後のラストエピソードが救いになればいいと、結構悩みながら楽しい完結を……と思って何度も読み返しながら書きました。
    ギドラの絵のネタが自分的には一番悩んだけど楽しい伏線に出来たかなと思っております。でも短編て本当に難しいと感じました。ちょっと伏線入れたりネタをぶち込むとすぐ文字数オーバーになってしまう。削ぎ落としが悩ましかったですね。いい経験になりました。
    最後まで読んで頂き、コメントもありがとう御座いました。(^∇^)ノ♪