第13話 宿題
朝の10時
「じゃあ光星勉強始めるよ。」
「めんどくさい」
俺たちは夏休み初日からファミレスで勉強していた。
「でも今回の宿題少ないから良かったね。」
「ほんとにそれが救い。」
今回は頑張れば1日で終わる宿題しか出なかった。
「今日で終わらせてあとは遊ぼう!」
「そうだな。」
俺たちは12時まで勉強していく。凛は言わずとも頭がいいのですぐ終わり俺が分からない問題を教えてくれた。俺は頭はいい訳では無いが悪い訳でもない。
「丁度お昼だからなんか食べよっか。」
俺たちはピザとハンバーグとチキンを頼んだ。
「じゃあ食べよっか」
『いただきます』
俺たちは2人で半分ずつ食べた。その途中で
「はい光星あーん」
なんと凛が口を開けて待っていた。その姿が可愛かった。
「いや、さすがにやらないぞ。」
「へーいいんだー私にそんな態度取って。」
「別にいいと思うけど。」
「じゃあ光星がこの前店員にデレデレしてたの許さないから。」
凛は急に怒りだした。まだ根に持ってたのか
「わかったよ。すればいいんだろ。ほらあーん」
「わぁ、あーん。うん美味しい」
満面の笑みでこっちを向いてきた。とても可愛い。贔屓目なしで世界一可愛い。俺たちは食べ終わった。その後もやらされたのは言うまでもない。
「じゃあ食べ終わったし勉強再開」
「よし、あと少し頑張るか。」
俺は勉強を始めた。そして3時間経ち宿題が終わった。
「はーーー終わったー。凛よく2時間で終わったな」
「私天才だから。」
「ムカつくぅーーー」
「ははは、でもこれで明日から遊べるね」
「そうだね。良かった」
「明日光星の家に行くね」
「わかった」
「じゃあ帰るか。」
「そうだね。」
俺たちはファミレスを出た
「また明日」
「おう、じゃあな」
そして俺は帰り始め凛と少し距離が離れたところで凛に呼ばれた
「光星、、、すきーーーーーーー」
凛は走って帰っていった。俺は嬉しすぎてしばらく動けなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます