第9話 水族館
俺が髪をセットして行った日から2日がたった。今日は土曜日で休日だ。そして凛と遊びに行く日だ。
「ちょっと早く行っとくかー」
「行ってきまーす」
「お兄ちゃん髪セットした?」
「したよ」
「OK!じゃあ行ってらっしゃい」
俺は集合場所まで行った。
「ちょっと早く着きすぎたかな?」
そう思ってたら凛が先に着いていた。嘘だろまだ1時間前だぞ。
「ごめん凛遅れた。」
「大丈夫だよ。ちゃんと1時間前」
「凛早過ぎない?」
「楽しみすぎて先に来ちゃった。」
可愛いと思った。
「じゃあ行こうか」
今日は水族館に行く予定だ。
「わーでかいねーこの水族館」
「日本で1番でかいらしいよ」
「じゃあ早速見に行こ」
「そうだね!」
「ねーねー見てーあのカメ可愛い」
「確かに。でも少し小さいね。」
「まだ子供らしいよ。」
そして俺たちはエイや小魚を見て回った。
「そろそろお昼だしなんか食べよ」
「そうだね。」
「お、あそこ美味しそうだよ」
「じゃあ行こー」
「メニューいっぱいあるね」
「何にしようか迷うなー」
「俺は1番人気のサメのカツカレーにしよ」
「私はペンギンのパエリアにしよ」
「すいませーん」
「はいご注文は以上でしょうか?」
「大丈夫です」
「少々お待ちください」
「今日は来てくれてありがとう。急に誘ったのにごめんね」
「全然大丈夫だよ。凛に誘われたらどこにでも行くよ」
「えへ、照れるな」
「ほんとに凛は可愛いな」
「ちょ、急にそんなこと言われたら照れるって」
「はははごめんって」
などの会話をしていたら注文していた商品が届いた。
「サメのカツカレーとペンギンのパエリアです。あとカップル限定の2人飲みジュースをサービスします。ぜひ楽しんでください」
店員さんナイス!俺は心の中でGoodポーズを取った。ジュースにはハート型のストローがあり2人で飲んだら顔が当たりそうな距離だった。
「じゃあ食べようか」
「そうだね」
「もしかして凛これ飲むの緊張してる?」
「ぜ、全然緊張とかしてないし」
「その割には顔真っ赤だけど」
「そんなことないから。じゃあ今飲も」
「いいよ」
俺達はカップルジュースを飲んだ。凛の顔がめっちゃ近くてドキッとした。
飲み終わったら
「凛どうしたの?」
「恥ずかしすぎて死ぬ」
「そんなことないって」
「ほら早く食べよ」
「うん」
俺たちはご飯を食べ終え次はイルカのショーに来ていた。
「わーすごいね」
「そうだね。あのイルカ頭良さそう」
「確かに。なんであんなことできるの?」
「すごいしか言えない」
そして午後はイルカのショーやペンギンのショーなど色々見て回った。
帰る時間になり2人でお揃いのストラップを買うことになった。
「このペンギンのやつ可愛くない?」
「えーさっきのカメの方が可愛かった」
「どうしよう迷うなー」
「じゃあ間をとってイルカは?」
「それでいっか。」
「そうだね!じゃあ買ってくるよ」
「いいよ、自分のは買うから。」
「ここくらいは奢らせてくれ」
「ありがとう」
そしてストラップも買い俺たちは帰宅していた。
「今日はありがとう。めっちゃ楽しかったよ。」
「俺も楽しかったよ。また行こう」
「うん!じゃあまたね」
「じゃあな」
俺たちは家に帰った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます