第50話 女神い、たすけて・・・
あくびが出るのに、眠いという自覚がなくて、寝つけないんです。
「最初から言ってるように、それが病気の兆候だから」
どうすればいいのですか。
「身のまわりのことにちょっと気を遣ってみようよ」
****さんみたいに、掃除をしたり、料理をしたり?
「そうそう」
ここのところ、本棚を整理していらない本を明日ブックオフに持っていく算段なんですよ。
「気にしないで。お父様に聞いてみて?」
父に安易に助けを求めたくないんです。
「でも、自律神経がよくないから、きっと解決してくれるわ」
准医師ですからね。
「それと、坊さんだから心身を清らかに保つ方法を知ってるわ」
独りだけ心身きよらかにしてるって、腹立たしい。
「でも、自分で自分をいたわって、幸せにならないと、結局周囲も不幸にするの!」
正論だな。
「行け!」
はいぃ!
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