登場人物紹介

第36話 登場人物紹介 part1

一条櫻子(いちじょうさくらこ)

京都大学法学部卒業まで大阪で育つ。幼少期に両親は死亡。大学卒業後警視庁に入り、スピード出世して26歳で警視となる。その年に大阪曽根崎警察署に新設された、『特別心理犯罪課』の課長として異動となる。犯罪者心理を得意としており、主にプロファイリングで捜査一課に所属していた。鑑識の経験もあり。『我儘で横暴な女王。体を使い出世した』と噂れるが、本人は気にしていない。前下がりのボブカットで、青味が強い赤い口紅を好む。スタイルも良く気の強そうな美人。常にハイヒールとブランドのカバンを身に着けている。


桐生蒼馬(きりゅうそうま)

兵庫県赤穂市の水耕農場の地下に作られた、秘密裏な監獄に収監されている。公安が管理しているらしい。彼の犯罪経歴は現在は謎。櫻子と、櫻子の両親と何らかの因縁があるらしい。端正で繊細そうな、緩いカーブの髪の色素が薄い瞳の、細い眼鏡をかけた30代半ば過ぎぐらいの姿。IQは高く、櫻子曰く「IQの高いサイコパス」櫻子と彼女の母親である『佐久間菫さくますみれ』に執着しているらしい。


笹部亮樹(ささべりゅうき)

神奈川県出身。24歳。東京大学法律部卒業後、警視庁入社。サイバー課に配属。警部補に昇進すると共に、櫻子と共に曽根崎警察『特別心理犯罪課』に異動となる。パソコンを見ている時間が長く、身体を動かすことを嫌がる。前髪は目元辺りまであり、篠原曰く「よく前が見えるな」口数は少ないが、櫻子の指示に従順で判断能力も早い。細身で、存在感が薄い。


篠原大雅(しのはらたいが)

兵庫県出身。28歳。大阪の南署管轄の道頓堀交番勤務だったが、櫻子に選ばれて巡査部長に昇進して『特別心理犯罪課』に配属。所謂お巡りさんから刑事へと変わった。身長は186㎝。櫻子曰く「篠原は『善人』で『正しい事』に導いてくれる人物」高校を卒業して警察学校に入り、警察庁に入った。学生の頃から剣道をやっていて、体格はがっしりしている。兄夫婦は通り魔に殺され、姪の『唯菜ゆいな』と、実家で暮らしている。


真田伊織(さなだいおり)

関西の指定暴力団『桜海會おうみかい』の専属弁護士兼会計士。髪はきっちり撫でつけて整え、ネクタイもきっちり締めた神経質そうな男。しかし、繊細そうな端正な顔立ちをしている。年齢は29歳。組が経営しているキャバクラやバーの女の子に人気があるが、派手な女性は苦手。


香田雪之丞(こうだゆきのじょう)

関西の指定暴力団『桜海會おうみかい』の若頭。組がいくつか経営するキャバクラやバーのオーナーとして収入シノギをまとめている。女好きのする渋みのある男。38歳。逞しい体つきで、背中の彫り物は東洋龍と虎の絵柄。組の方針で、薬は組に入れない。薬に手を出す若いものは処分している。穏やかそうにも見える表の顔とは違い、冷酷な一面もある。櫻子に興味がある様子。



佐久間さくま幸也ゆきや:櫻子の父親。彼女が小学生の頃に『殺された』らしい。故人。

佐久間さくますみれ:櫻子の母親。車に撥ねられたらしい。故人。

篠原しのはら唯菜ゆいな:篠原の兄の子供。篠原と篠原の両親で育てられている。小学校5年生。

室生むろう:曽根崎警察署の署長。

市井いちい:曽根崎警察署の副署長。

宮城みやぎ:曽根崎警察署の捜査一課課長。

竜崎りゅうざき海斗かいと:曽根崎警察署の捜査一課所属。

池田いけだ哲平てっぺい:桜海會の若手。ピアスや指輪を沢山身に着け、ブレスレットなど派手なものが好き。

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