学校（うち）に爆弾が仕掛けられた。

学校（うち）というのは俺が通っている杉野（すぎの）私立高大学一貫校のことだ。

じゃあ、なぜ生徒である俺がこんな事を知っているのか。

それは時を少し遡って、昨日の夜更け頃―――

バイト終わりで疲れた俺は布団に倒れ込むとそのまま眠ってしまった。

眠りについたその数時間後・・・自分のスマホの着信音に気づき俺は目を覚ましすスマホの画面を見ると時刻はすでに午前4時を過ぎている。

「誰だ？こんな時間に。」

着信相手の欄を見るとそこには公衆電話の文字が光っていた。

俺はその電話を無視し再び寝ようとしたが永遠になり続ける電話に俺は耐えられなくなり思わずその電話に出てしまった・・・。

「もしもし・・・・・・・・」

俺は知らなかったこの電話が最終的にあんな大事件につながるとは、本当に思ってなかったんだ・・・・・・

。

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