23知覚
危なかったね、と君が言った
我々は辛うじて海の嵐に耐えて
今は島にいて、島には
奇妙な形の立派な家がある
私は影に座り、ビールを嗅ぐ
君は空き地に立ち、早朝に呼吸する
巨大なフランス窓は風変わりな夢の目のようで
夜が来ると、すべてが無限大になるだろう
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