第2話 高架下の奇跡まとめ
自分の住んでいた場所が地下鉄沿線と新プラットフォーム建設(「ワイルドカード」の沿線上)に伴い工事になる。
主人公追い出されて自らのアイデンティティを失う。
一人の女性が現れて、行き場を失った彼女を介抱する。
彼女は設計士で、新プラットフォーム建設の主任をしている。それを知った彼女は、彼女をなじる。
涙を流す女性。彼女は部屋を出ていく。
しかし行き場がない。もともと払っていた家賃で駅前のホテルに泊まれるので、ホテル暮らしになる。しかしアイデンティティを消失してしまったため行き詰まり、死を考えるようになる。
彼女がようやく新プラットフォームを建設し終え、彼女に高架下の一等地をプレゼントしに行くも、彼女がホテルで見たのは風呂場で浴槽を真っ赤に染めるほどの血を流す彼女の姿だった(ENDmarker)。
「あっごめん。鼻血出ちゃって」
「鼻血かよ」
「血が出るとアイデンティティが復活したような気がするのよ。で、なに」
「工事終わったわよ。あなたには、高架下の一等地をあげる」
「え、うそ」
「ほんとほんと」
「高架下に、また、住んでいいの?」
「あ、私も住んでいいかな。あなたと一緒にいたい」
血だらけ(鼻血)の彼女が彼女に抱きついたところで終了(&α)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます