火星在勤私立探偵の1事件簿。 凸凹バディと、最小限アクション、そして最後は実際的かつシリアスな着地、舞台を宇宙に移した上でのヒューマンドラマ。 過不足無く描写される舞台装置。 ワル振りながら熱い魂を読者に魅せる語り部。 是非シリーズ化を次回作はよ! 。 ライスシスターズの主人公争奪も期待! 。
外見も性格も正反対の二人の探偵。彼らにとある依頼が舞い込んだことにより始まる宇宙の片隅で起きるミステリー。短編ながら確立された世界観もすばらしい。ミステリー初心者でも入りやすいストーリーに最後まで一気に読んでしまいました。正反対だから生まれる二人の掛け合いと、一人の人間としての重みを持った彼らのあり方に注目!