紙飛行機
芹沢カモノハシ
このエッセイもどきが精神に滅茶苦茶キく話
人間社会の構造上、どうしても精神が負の面に支配されるのは仕方のない話だ。例えば職場、学校で怒られた、嫌な事を言われただの、歩いてるときにぶつかられた、あるいは邪魔な歩き方をしてるやつがいただの、給料が少なくて経済が厳しいだの、仕事が多すぎて休めないだのといった様々な事で人は悲しみ、苦しみ、嫌悪し、落ち込む。果ては何もせずただ家に居るというだけでそうした気分になることだってあるだろう。実際今の自分もそうである。
そんな時大切なのはその原因をどうするか、ではない。優先順位的には上の方だが。最も大切なのはその気分をどうやってフラットな状態にまでもっていくかである。こう書くとなにやら自己啓発本のような胡散臭い話になりそうに思えるが、別にこれを読んで自分と同じことを実践しろ、などというつもりは毛頭ない。この話は単に、自分はこうしている、だからこの肥溜めのような文章がここにあるのだ、ということを示すためだけの話である。
タイトルにもある通り、自分は精神がダークサイドに堕ちそうなときは(もう堕ちているのだが)、こうしてここに書いたり、あるいはTwitterにあげたり、友人や家族に話したりすることで安定を図っている。誰もいない時であれば、延々と独り言を喋り続けているときもある。傍から見ると恐らくものすごく不気味だと思う。しかしいいのだ、何せ独り言だから。人には聞かれない。
心の袂にどす黒くて馬鹿みたいに大きい邪悪な感情を抱えていると、とても重たい。そして常に自分を鬼へと誘ってくる。その誘惑を断ち切り、軽やかに日々を過ごすためには、一度吐き出すことが欠かせない。その吐き出した先がどうなる、ということは考えない。とりあえず吐き出す。基本的に黒いものを抱えている状態では何を考えたところで思考が黒く染まっていく。こうなったらどうしよう、こう言われたらどうしよう、こんなことされるんじゃないか、そうした悪い方向の考えばかり浮かぶ。それでは浮かぶ良案も浮かばない。
では自分がどうしてここにこうして文を書いているか、それを話していく。文がまとまってないと感じたなら、それは正しい。何せ適当に書いているうえに酒が入っている。こんなひどい文章をなぜ書いているか。単純だ。他に書くには多すぎるからである。Twitterに書くには長い。日記に書くと腕が疲れる。人に話せば人が疲れる。消去法でここぐらいしかない。これを読んでいる方の中には、大した中身もないのに一丁前に長いな、なんて思ったのではなかろうか。そうなのだ、長いのだ。長すぎて他のところには書けない。書ききれない。だからここに書く。それだけの理由である。
さて、ここまでごちゃごちゃと書いてきたわけだが、この話は小説でいうところのプロローグであって、正直書くべきことはほとんどない。よってここらで終わりにしたいと思う。これからも精神的に書きたくなった時や気分転換したい時にたまに更新していくので宜しく。
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