20201124 残り一週間とスランプの話
こんばんは。カクヨムコン体験記の時間です。はい。
本番まであと一週間……どう過ごすべきなんでしょうかねぇ? 校正ですか、やはり。
校正もしすぎると『鮮度』が失われる気がしてあんまりすきじゃないです。
わたしの校正は、読者になる!
自分で書いた物語をドキドキしながら読む!
これに限ります(笑)。
よく、お風呂の中で自作を読んじゃうんですけど出られなくなっちゃって。続きが読みたいんですよ~。二時間とか長編だとざらに入ってますね。最初からの物語の流れに問題がないか、話の中心がずれてないかを読んで判断するわけです。
で、無理のある流れを直します。これは大きく直さないとーなんて思ってもそれほど大きく直すことはないですね。わたし的にはまだ筋が通っている範囲。
それをね、何度も読むわけだから必然、誤字脱字が減るわけです。
今回はもとあった小説のリメイクみたいなものなので、あまり通し読みしてません。書いていた時はしましたけど。
そろそろいい頃合いになってきたので、読み通さないと、と思っています。
チェックポイントはさっきも書いたように『話の中心からズレていないこと』。わたしの場合、キャラの心情重視なので、それぞれのキャラの気持ちの流れが一筋の川の流れのように無理なく流れているかどうかをよくよく検分します。
「え? ここでそんなこと思わないでしょう?」と思ったところは書き直します。そのキャラになったつもりで、もう一度考え直してから、書き直します。
まあ、コンテスト始まってからも毎日これの繰り返しなんですけどね。
今回は元があるだけズルをさせていただいております。
あ、ズルといっても持っていた未発表作品の焼き直しですので誤解なく。
ご存知かもしれませんがわたし、今年一年すごーくスランプで。なんにも書けない……というのは嘘で、書いたものが嘘に見えるというか、作り物くさいというか、続きは書けないし、物語の終わりがまったく見えない。
本当に一年、そうやって過ごしてしまいました。
もうね、小説書くのやめようと思いました。
ふつうの主婦になって(いまでも十分ふつう、ではないかもしれない笑)、草花の手入れや縫い物をしたりして良い母親で良い妻になろうかと本気で思ったんですよ。
なにしろ、コロナ流行ってからマスク50枚縫いました。冬になったのでまた再開します。縫い物得意。つまり心がかなりそこで揺さぶられまして。書けなくなった理由の一つ、と言われています。小説のかわりに毎日、マスクを3枚ずつ作りました。
「小説家になりたいのか」自問自答しましたねー。
でもひとつだけ答えが出ていて、例えばWebで発表するだけで納得しちゃう人にはなりたくないなって。
書籍化がひとつの形かもしれないけど、例えば縫ったマスクをタダで配るか、きちんと包装して百円で売るかではまったく違うんですよ。儲かるかどうかの値段設定は別にして。
わたしは、ただ「配る人」にはなりたくないな、というのはずっとありました。
そうするとある程度のクオリティが問われるわけで、また悩むわけです。確かに、小説が書けなくて項垂れてるのと、ミシンの前で上手く縫えなくて項垂れてるのはよく似てる気がする。
そして『上手く書く』というのも自分の理想とまた違うという。
わたしの描きたいものは読んだ方の心を小さくても揺さぶる小説であってほしい。
心を揺さぶらなければ書く意味は無いでしょう?←極論
例えばいま、実験的に(?)悪役令嬢ものを書いてるんですけど、読み返してみると、やはり心揺さぶられるシーンがあるんですよねぇ。バカバカしい小説ですよ、手探りで書いてますから。
でもね、心にじーんと来ることがある。
そういうものをいつでも書いていきたい。
そのために小説を書いているし、その理想を捨てるなら書くのをやめればいい。
というわけで、じゃーーーん!
復活したのでした。
生き返ったばかりなので優しくしてあげてくださいね。
というわけでみなさん、一週間を乗り切りましょう!
※ちなみにわたしは始まってからの一週間がダメなタイプです!
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