主
リぜの朝は早い、目覚めは良い方なので日の出より前にすっと目を開ける。
そして、変態もといルイーズの舐め回すような視線を穴が空くほど顔に受けところから一日が始まる。
「おはよう。ルイーズ今日もよろしくね」
「おはようございます。姫様……本日も大変麗しく……むふ、、」
メイドにメイド服を着せてもらう……そんなことが当たり前のように行われているのがここホフマン家の主従である。
手触りのいい絹のような銀髪を一つにまとめシニヨンのような形で見目麗しいメイドの完成。
とても仕事ができそうなメイド(王女)である。
支度も終わり、後ろで吐息を何やら荒くしながら楽しそうに寝具の片付けをする自分のメイドを置いて自室を出る。毎日毎日同じことを、、よく飽きないものだと思う。
「姫様の温もり、、、このシーツになりたい、、
は!今死ねば上手く転生できるのでは!
死ぬか!一旦死んどくか!
あ、でも今死んだら、姫様のお世話を他の人がするのか、、あ、無理だそれは無理。死ぬの一旦やめとこう。」
うん、今日もうちのルイーズは元気そうだ。
さて、寝起きの悪い愛しの王女様を起こしに行くのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます