ミドル3-1『第二幕:束の間の日常』
GM:例によって全員登場だ。よろしく頼むよ。
稀生:シーンイン。(ダイスころころ)1点上昇、59%!
マリー:シーンイン。(ダイスころころ)2点上昇、63%!
GM:大人しめな上がり方だね。では描写に。
GM:翌日、キミたちはエイルを伴い街へと繰り出していた。
目の前に広がる「日常」の風景を眩しそうに眺めながら、エイルはキミたちに筆談で感謝を伝えてくる。
エイル:『2人とも、連れ出してくれてありがとう。私を気遣ってくれたんだよね』
マリー:「一応、そういう事になるの。今日はマリーたちもオフだから、気軽に遊べばいいと思うの」
これも任務という事を念頭に起きつつ、冷静に言葉を選ぶ。
稀生:「まぁ半分は自分のためだけどな。やっぱ、偶には外に出ないと干からびるっていうかさ」
エイル:『それでもやっぱり、ありがとうだよ。嬉しい』
そう言って、ふわりと微笑み。
『でも私、こういう風に出かけるのって初めてで。何をすればいいんだろう?』
GM:ではここで、システム的なアナウンスを。
ここからキミたちには、エイルと交流しつつ街で遊んでもらう。シナリオの都合上、後でゲームセンターに行く事になるけど、それ以外にも何か思いついたら提案してもらってOKだ。
なお、外出の費用は基本的にレインズの経費で落ちる手筈となっている。さあ、キミたちは何をして過ごす?
そうして設けられた相談タイム。
PLたちは「街で美味しいものを食べたい」、「どこか落ち着ける場所に行きたい」といった希望を述べていく。そうして話が終わり、導き出された答えは――。
マリー:植物園に向かおうかと思うの。
稀生:で、その園内で採れたて野菜とかのサンドイッチでも食べてお茶したいなって。
GM:了解。では、そのように描写していこう。PCの描写から再開していこうか。
マリー:「……実はマリー、こういう外出って割と未経験なの。どうすれば良い???」
頭上には?マークが複数浮かんでいる。ポンコツマリー状態だ。
エイル:『どうすれば良いんだろうね???』
ならばこちらはポンコツエイルだ。
稀生:「そうだなぁ、色々とプランは考えておいたけど……この近くには植物園があるらしい。2人は植物とか花に興味はあるかい?」
マリー:「興味ない事もないの。治療に使える野草やハーブの知識は、あって困らない」
淡々と、合理的思考で答える。
エイル:『お花……実物はあまり見たことないから、気になるかも』
エイルは純粋に興味で答えるね。
稀生:「……取り敢えず今日は、隊の事は忘れようぜ。せっかくの休日なんだしさ。
じゃあ、植物園に行ってみるか。知識だけじゃわからない事も多いよ、きっとね」
呆れたような口調の稀生。マリーの表情に、一瞬の影が差す。
マリー:「……マリーには、レインズが全てだから。
でも知識だけじゃ理解には遠いというのには同意するの。稀生の提案を受け入れるの」
エイル:『楽しみだね』
コクコクと頷き、微笑を浮かべる。
稀生:「……じゃあ、まずはバスに揺られるとするか。えーと、あのバス停だな。5分もしない内にバスが来る筈だ」
エイル:『バス……乗り物だね。わかった』
GM:稀生の記憶と計算通り、数分の内にやって来たバスに乗車し、キミたちは街の植物園へと向かうのだった。
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