第28話 箝口令

「そう言えば…、ウッフフ……🤭✨」

 アリスは、ヤケに愉しそうだ。


「ハッ、ハイ……🙂💦 なんですか」


「隣りの部屋に幽霊が出るッて、知ってた」

 アリスの手が、ゆっくりと僕の太ももを撫でていった。



「え……」

 思わず、反応して下半身が熱く火照ほてってしまう。



「ゆ…、幽霊ですかァ……🙄💦」

 確かに、隣室には若い女性の幽霊が出ると言う噂を聴いた事があった。



 だが祖父や不動産屋からは箝口令かんこうれいが敷かれ口止めされていた。



 もちろんマンションに幽霊が出没するなんて噂が立つのは不動産屋にしても看過かんかできない話しだ。








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