第20話 出たのよォ~

「キャー ポチィ~ー❗❗

 入れてェ~ー~ー……」


 いきなりアリスが玄関に飛び込んで、僕の胸に抱きついてきた。



「え、えェ~ー……😲💦💦」入れてェ……。

 かつてのマスオさんのように声が引っくり返りそうだ。



「お願い❗❗ 入れてェ~ー……❗❗」

 血相を変えたアリスは強引に僕を壁へ押しつけた。


 香水だろう。眩暈めまいがするほど濃厚で甘美な匂いに僕の鼻孔は刺激された。




「ちょッ、ちょっとォ~~😲💦💦💦

 ま、待って下さいィ~……」

 いきなりアリスの過激な科白セリフに僕は目を白黒させた。



「ポチィ~ー お願い❗❗ 早くゥ…❗❗」


「いやいや、困りますよ。いきなり玄関で、抱きついて『早く❗ 入れて』ッて言われてもォ~……」

 クリ○タル企画のAVビデオじゃないんだ。




 『玄関開けたら、すぐ合体ジョイント😆🎶✨💕』なんて、そんな過激な事はできない。




「でッ、出たのよ。ポチィ~ー」 

 抱きついてグリグリと柔らかなオッパイと下半身を押し付けてくる。


 


「ちょッ、ちょっと待って下さいィ~ー」

 こっちの方が暴発ちゃいそうだ。










∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆



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