第16話

 アリスにもてあそばれ、まるで彼は性玩具オモチャにされていた。



 だが兄のタカは、そんな状況とはまったく知らない。


《いいか。その別荘でマリだけが頼りなんだから、上手いことババァーを手懐てなずけろよ❗❗》

 兄貴風を吹かせ、上から目線で彼に命じた。



 しかし、すぐさまアリスが反応した。



『ニャァァ~…😡⚡』

 またアリスは怒りに任せ、さらに激しく腰を踊らせた。



『あゥ…、ン……😣💦 ダッ、ダメだよ。

 そんなに過激に動いたらァ~…』

 


《はァ~…、ダメだとォ~、お前❗❗

 俺の命令に逆らう気か❗❗》

 兄は自分に言われたと思い逆上した。



『いや、違うけどォ~……😣💦 あゥ……

 ヤバいッてェ……』

 


《ッるっせェ……、お前は何も考えず、俺に従ってババァ~を屋敷からぱらえば良いンだよ❗❗》



『ニャァァ~…😡⚡』

 またアリスの逆鱗に触れた。



『あ、あァ~…、バッ、バカ❗❗』



《はァ~…、誰がバカだ❗❗》

 兄は自分に言われたと思い怒鳴り返した。



『違うよ。仔猫がァ~…😣💦💦』



《フゥ~ン…、俺は猫が苦手だって言ってんだろ❗❗

 とっとと、他のヤツにその野良猫を押し付けろ❗❗》




『ダッ、ダメェ、そんなにされたら、僕……

 もうッちゃうからァ~…』



《うるさい❗❗ お前❗❗

 俺の命令を聞かないで、どこへ行くンだよ……》



『ああァ~…😣💦💦 お願いだよォ~~

 もう我慢できないからァ~…』









∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る