例えばこんな世界があったなら

プレイヤー

第1話 プロローグ


「ッアアアアァァァアア痛アアアアイイイイィィィ!!!!!!!!........ぐうぅアァぁぁ。」


 めっちゃ痛かったよ、いやマジで、頭がパンクするかと思ったわ、情報量が多すぎなんだが、この情報は、あったかもしれない世界のあったかもしれない俺の選択した世界の話っていうのは、まぁ分かった、ありえない話では無いからな、だけど俺の事故死率高すぎだろ!!

 自宅だから大きな声を出してもまだいいけどさぁ、外でこんな大きな声だしてたら絶対へんな目でみられるんだが。

 って言うか、あれだな俺はどの世界線でも主人公のような存在にはなれなかったんだな、なんかスゴい力を持っている俺の世界もあったけど、目立たないように人目の付かないバレても大丈夫な場所ぐらいしか使ってねえのな!

 まあ、ちやほや、されるよりかは一人でコツコツやる方が性にあってるから別にいいけどさぁ、あれだな並行世界のどの世界線の俺も人間性というか思考がちょっとずれてるな俺は、俺が選択するものといえば、どれもこれも似たり寄ったりだな、極端な方向には向かず普通よりだな。

オネエにもなってないし、まあオネエは、キャラとしてはロマンがあるが自分がなるのはいやだが、だが逆に女の世界線の俺もいるんだな、これでこいつを呼び出したら付き合ってくれるか話してみようかな?彼氏もいないみたいだし俺だから行けるだろ!


 う~んしかし、どこの世界の俺も結婚せずに大体独り身だな、良い感じの関係性を築けてるはずだが、結婚までは行かないんだな。

なんでだろう?


男なら憧れるモンスターがいる現代ファンタジーの世界である程度の強者に成っている俺とか、異世界転移して自然で暮らして仙人になった俺とかやべぇな普通強くなったら威張りちやさねぇもんなのか?

 忍者とか仙人とかの分身術とか分裂とかしてみるか、詠唱とか要らねえのな、これは集中して感覚的にやるもんなのかな?近いとしたら。

 今、まわりに誰も居ないからやってみるか。


「よし、座って、▪▪▪ふう~まあこんなもんかな、3人かでもインテリの俺の再現とか女の俺の再現とか武人の俺の再現とかできるな。」


 しかし、あれだな再現というよりは、思い切り本人だからなぁ、記憶共有してるから、普通に気を抜いてるなまぁ、楽だからいいけどね。

 


「取り敢えず、やってみたけど、特に何も思い付かねえなぁ、お前らは、やってみたいことあるか?」

「取り敢えず俺は、この世界の知識が欲しいかな?」

「俺は、やったことの無い武術を取り入れたいな。」

「私は、ん~?特に何もないからヤることやってみたいかな?もちろん二人だけでね。独占欲が強いからさ。」

「分かった、知識は適当に集めていいぞ!スハホやるから、それ使え。武術も体験会ってことで回ってていいぞ!あとは、ヤることやって、そうだな、何かそれっぽいことが起きそうなときは報告して一緒に見に行こうか、面白そうだからな。」


「うるせぇぞ!!刀理!静かにしろ!」

「は~い!」


そういえば、俺の名前は、卯月刀理、16歳まあ高校生だな全然行ってないけど、いや別に学校が嫌だとかじゃないし勉強が出来ないわけでもないが、人と同じことをあまりしたくないだけなんだが、誰に言い訳してるんだ俺。

ちなみに、家族は、父が英樹、母が千佳子、兄が裕太、次男が俺、三男が奏斗のゴリゴリの男三兄弟だな仲は悪くない。


「筋トレしてから寝るけど他は、どうする?」

「俺達は、知識をある程度まで集めたら▪▪▪そうだな魔術で影の中に入って寝るとしよう。」

「俺も筋トレを手伝って影の中で寝るか。」

「私は、暇潰しに音楽でも聴きいて待ってるわね。」

「ああ、分かったけど認識阻害でも掛けとけよ?バレたら目立つからな、今の格好は。」

「それもそうだな、そうしとく。この格好は分かりやすくするためだが、一応地毛だけどな。」

「分かってるよ。▪▪▪呼び名でも考えとくか?後々の為に寝る前に名前考えとけよ?戸籍とかは、そうだな現実改変でも使ったら良いだろ、アレはあんまり使いたくないけどこれぐらいだったらまだ良いな。」

「ああ、分かった。まああれはな、バグが起きるかもしれないからな。」


まあこれぐらいだったら、まだ大丈夫だろうな。

それにしても、ある程度は情報整理出来たけどまだまだあるな。多いなぁ、明日からは、忙しくなりそうだな。

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