「〜こと」の使いやすさ
◉Point───────────────────
例
父がそう言う、ということは、きっと間違いはないということなのだろう。わたしは疑うこともせず、彼の言うことを聞き、行動にうつすことにした。
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「〜ということ」「〜すること」と、「〜こと」は無意識のうちに使いがちですね。上の例では五つも用いられていて、誤用ではないものの「〜こと」の多さが気になります。
そこで。もし『多いなあ……』と感じたら、いる・いらないを考えてみましょう。わたしはこういった場面では、思い切って「全部いらないのでは?」と試してみています。
例
父がそう言うからには、きっと間違いはないのだろう。わたしは疑いもせず、彼の言うまま行動にうつした。
「〜こと」がなくても文意は変わりませんね。
無理にすべての「〜こと」を削除する必要はありませんが、いくつか減らせれば、文章がすっきりします。
このひとさじは、いかがでしたか?
お役に立てたようなら、とてもうれしく思います。
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