小説を書く日々、書かない日々

キロール

1.キロール氏、こっそりなろうテンプレ(風)を書いて挫折する

 エッセイは書かないような事を言ってましたが、やはり吐き出す場所がないとうっ憤がたまるので書くことにしました。

 とは言え、別に愚痴を吐きたい訳じゃないのです。

 新しい事(?)に挑戦して挫折したのが、ちょっと面白かった(?)ので書き散らかそうと思いました。


 最近のなろうのテンプレをチェックしてみたら、今は異世界転生物は下火になっておりますね。

 最近よく見るのがは「○○(職業が入る)だったけど、無能の烙印を押された主人公がコストカットの為に国外追放されたが、実は超有能で別天地で大活躍」です。

 これに元の国なり職場の没落、いわゆるざまぁ(好きな言葉ではないなぁ)要素が加わるのが流行りの様。

 錬金術師の話は一通り読んだのですが(十万字もいってなかったけど書籍化決定らしい。旬物は取り扱い早くしないといけないんだろうなぁ)まあ、そこまで苛立つ様な展開もなかったし、何より基礎的な研究のコストカットするとか、阿呆な組織だなとしか思えないので……。


 主人公が有能なのは、血筋であったり不遇な職場での長い下積みがあったからと言うのは、今までとは少し気色が違ってきているなと思えますね。

 後、少数ながら理解者がいるし、理解者が徐々に増えていくのが王道のようです。

 一時のなんでか転生して、なんでか凄い力を持っているというパターンはやはり飽きられているのかも知れません。

 と言うより、もはやネタが出尽くしたとみるべきかもしれません。


 よく、なろう系批判に読者は現実逃避をしていると言う者がありますが、これの一体何がいけないのか分からないのがキロールです。

 なろうに限らず大抵の物語を読むと言う行為は現実逃避ではないかと思いますし。

 ってか、その手の批判を見ると、嘗てのファンタジーを書くことは現実逃避で意味が無いから純文を書くべきと言う、個人サイトに対する攻撃を思い出して苛立つんでしょね。

 昔はファンタジー(笑)みたいな扱いする人、そこそこいましたからねぇ。


 まあ、ファンタジーは文章の美しさを大して意識しないで書いている、みたいな感想を最近見て、なろう系はそう言うの多いなとは思いましたが。

 一昔前のファンタジーは美しい文章多かったと思いますし、カクヨムでも洗練された文章でファンタジーを描く作家さんも多いと思うのですが。

 

 私ですか? 美しい文章を書きたいけれど空回って意味不明な文章になるので平坦な文章になりがちですが何か? ……言葉だけ知っていてもだめですね、言葉選びの妙やセンスが大事です、それらがあって初めて語彙になる。


 っと、そろそろ本題に入りましょうか。

 題名通りです。

 要素を抜き出してそっくりそのまま書いてしまえばまだ読まれたかもしれませんが、それはしたくなかったのと、私が一番最初に投稿していた作品のリメイクを狙ったのです。

 超長い題名で。

 その名も

「ナイト・レーヴァン 召喚され無能と殺された私が甦り力を得るが、まずは虐げられた亜人達を訓練して最強部隊を作る。え、今更戻れとかどの口が言っているんだ?」

 なげぇよ!

 うんざりするほど長いよ!

 でも、題名長くするだけで読まれるならと腹を括った挙句が惨敗だよ!

 普通にベルシスの方が読まれてるわ!

 いや、あれも相当題名長いですけど……。


 処女作と言って良いのか「異世界における武力衝突」と言う作品のリメイクのつもりでしたが、四千字くらいで倒れました、私の精神が。

 三十万字分のストックがネタとしてあると言うのに!

 だいたい、三十万字ったって登場人物そのまま流用させた作品「征四郎呪法剣」や「俺の師匠はレベル1」の方がよほどエンタメしている。


 ……ただねぇ、「異世界における武力衝突」と言う作品に合わせて作ったキャラたちなので、この話で活躍させたいと言うのがあるのです。

 単なるエゴですけど。


 色々と悩ましいなぁと思いつつ、失敗作とでも言うべき作品の情報を先ほど見ました。

 なんか、ブックマーク一人ついてる……どうしよう。

 うわ、どうしよう……続けて書くかなぁ。

 気になってくれる人が一人でもいるのならば、意味はあるのかもしれないし……(優柔不断)


 つーか、何なんだこのエッセイは?

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