幸せな村の作り方
南木
前編
長い長い街道をひたすら歩き、いくつもの宿場を経て、まだ少し雪が残る山を越えること半月――――――
飛鷹の月(三月下旬~四月中旬)20日、私はようやくこの村にたどり着いた。
村と言っても、一度入り口の門をくぐれば、その先の道は石畳が敷かれていて、その両脇には建物がずらりと並んでいる。人通りも多く、少しでもぼーっと立っていると、行き交う無数の馬車に轢かれてしまいそうなくらい活気に満ちていた。その雰囲気はもはや村ではなく、ちょっとした町と言っても差し支えないだろう。
3年ほど前までは人が住んでいることすら信じられていなかった程の辺境であり、本格的な移民が始まったのもつい最近の話だと聞いていたのだが…………
「あら、旅人さんですか。新・アルテリンド村へようこそお越しくださいました。遠路はるばる大変でしたでしょう。私はこの村で神官長を務めさせていただいている、マリーシアと申します。とは言いましても、この村にはまだ、神官は私しかいないのですけれどね」
村の中心部に足を運んだ私を案内してくれたのは、中心広場のほぼ真ん中にありながらも、ほとんど飾り気のない小さな神殿を運営している神官――――マリーシアさん。彼女は、気さくな笑みとともに足を休める場所を用意してくれた。
マリーシアさんに淹れてもらった、この村特産のお茶を一口飲むと、お茶なのにほんのりとした甘みと優しい花の香りがあった。こんなに変わった味のするお茶は初めてだが、不思議と長い道のりを歩いて疲れていた体に、活力がわいてくるような気がした。
私がやや驚いたような顔をしているのに気が付いたのか、神官さんもうれしそうに声をかけてくれた。
「旅人さんは勿論、この村は初めてですよね。旅行ですか? 商売ですか? それとも新しい移住希望者さんですか? この村は毎日のように人が出入りしてますので、何かとあわただしいと思いますが…………困ったことがあれば、この神殿か、近くにある警備の詰め所か、北の丘の上にある村長様の家にお伺いするといいですよ」
この村は初めてかと聞かれて私は思わず頷いてしまったが…………実は私は、かつてこの地に住んでいたことがある。とはいえ、ここまで大きくなった村を見るのは、流石に初めてなので、うそを言っているわけではない。
しばらく休むと、何人かの村人たちが神殿に礼拝にやってきたので、体力が回復した私は少し町の様子を見て回ることにした。
だが、村の中心から西側の通りに行こうとした時――――――どこからともなく「泥棒だ!」という叫び声が聞こえた。
見れば、ややガラの悪そうな男が、ちょうど私のすぐ目の前で馬車の積み荷から、不思議な模様が描かれた札のようなものの束を無造作に掴んで逃げようとしていた。
私は一瞬、背中に背負っている戦闘用の短槍を使おうかどうか迷ったが…………行動に移る前に、盗みを働いた男めがけて、どこからともなく青白い電撃が降り注いだ。
「あぴゃあぁっ!!??」
あわれ、男は白目をむいて気絶。
物を盗まれた商人らしき中年女性は、ほっとした表情で男の手から取られたものを回収した。
何とか一大事にならずに済んだはいいが…………今の電撃はおそらく魔法と思われるが、いったいどこから?
「姉さん。賊は無力化したよ」
「上出来だフリッツ。今のうちに縛るぞ!」
そうこうしているうちに、詰所から来た警備兵と思われる人たちがやってきて、男を縛り上げた。
鎧を着た隊長らしき長身の女性と、そのそばに控える魔術士らしき男性、それに揃いの黒いコートに身を包んだ女性衛兵3人が、素早く犯人を取り囲み、見事な手際で縛り上げたのだった。
「ご婦人、怪我はないか? 盗まれたものはどれだ?」
「はい…………お陰様で、怪我はありませんし、盗まれたお金もこの通り、すべて無事です」
「そうか、ならよかった」
どうやら女性商人にけがはないようだ。しかし……あれが「お金」?
「そこの旅人さん、あなたもお怪我はないですか? 泥棒の前に立ちふさがっていたように見えましたが」
おっと、魔術士さんが私のことも心配してくれたようだ。
そうか……私は無意識に盗賊を逃さないような位置に立ってしまっていたんだな。用心棒の仕事も何回かこなしたから、いつしかその癖がついてしまったんだろうな。それよりも私は、盗賊を直撃した謎の電撃の方が気になるのだが…………
「ああ、あれですか。ご心配なくっ、あれは僕が開発した村の防衛機構で、詰所の中庭にある魔術器具を操作すると、この村の中にいる任意の相手に麻痺電撃を当てることができるんだ。体へのダメージはあまりないけれど、足と腕の筋肉をマヒさせる効果があるんだ!」
「旅人か……その様子だと、この村に来たばかりだな。それなのに見苦しいところを見せてすまなかった」
衛兵たちに盗賊を詰め所に運ぶよう指示した隊長の女性も、私に話しかけてきた。
見れば見るほど屈強そうな印象で…………私の腕では、強化術をかけてなお明らかに勝ち目がない。こんな人が警備している村で盗みをしようとしたあの男は、よほど腕に自信があったのか、それとも…………いや、防衛装置の一撃で無力化されたのだから、言うまでもないだろう。
「人が大勢いると、やっぱりどうしてもあんな風に困ったことをする人も増えちゃってね…………少し前までは、家に鍵をかける必要もなかったのに」
「あの頃は私もただの見張りで、ほぼ毎日暇だったのだがな……………いや、むしろ初めのころは、野生動物の襲撃がしょっちゅうだったか。リーズさんが来てからそれもなくなったのはいいが、まさかあの人に泥棒対峙してもらうのも、それこそ勇魚包丁で小魚を捌くようなものだからな」
聞くところによれば、この女性と男性は兄弟で、女性はレスカ、男性はフリッツと名乗った。
この村を立ち上げたときからいた最古参の住人らしく、その頃から村の安全を一手に担ってきたそうだ。
「そんなわけで、例え泥棒が出ても僕たちがすぐに捕まえて見せるから、安心していいよ。それに、この村のこともいろいろ知ってるから、困ったことがあったな何でも聞いてね」
「ま、ありえんとは思うが、お前がこの村にとんでもない迷惑をかけることがあったらどうなるか、その目で見てよく分かっただろう?」
私は思わずコクコクと何度も頷いた。
あんなのを目の前で見せられては、とても犯罪を起こす気になれない。
「まあそれでも、昼間の警備は私たちの担当だから、まだ優しい方だ。夜中の担当は、私たち姉弟以上に容赦ないから、くれぐれも気をつけろよ」
「もう姉さんってば、あまり旅人さんを脅しちゃだめだよ。それより、旅人さんはどうしてこの村に? ……………へぇ、移住希望なんだ! 今この村は働く人が一人でも多く欲しいから、大歓迎だよ! それにたった一人で武器を担いでここまで来ることができたなら、僕たちの警備隊に入らない? ねぇ、姉さん?」
「…………そうだな、それは村長に要相談だな。いずれにせよ、この村に移住希望なら、一度村長の許可を得る必要がある。とはいえ、どうも今日は村長もリーズさんも出かけていて不在のようだから、会うとしたら明日のお昼だな。神殿の向かいの三階建ての建物があっただろう。あそこが宿屋だから、いったんそこで荷物を降ろしてくるといい。旅人は一日だけなら無料で宿泊できる。今日はゆっくり体を休めつつ、この村を見てまわるのもいいかもしれないな」
こうして私は、いろいろと教えてくれた姉弟にお礼の言葉を述べた後、言われた通り中心部にある大きな宿屋に一度荷物を置いてくることにした。
泥棒が捕まり、平常に戻った西通りからは、パンや肉などが焼けるいい匂いが漂ってくる…………そういえばもうお昼は過ぎている。お腹もペコちゃんだ。
とっとと背負っている荷物を置いて、お腹に食べ物を詰め込むとしよう。
×××
この村の道路は、東西を貫く一本の大通りから南北の道路が何本も伸びる形をしているようだ。
村の中心を基準に、東側は商会や村役場などが並んでいて、街道からくる旅人や商人の受け入れに特化していた。かの有名な「ザンテン商会」の支店があるのもそうだが、もっと驚いたのが「オムニジア行商団」の本店がこんなところにあることだった。
何十台もの馬車で各地を駆け巡る行商団は、固定の店を持たないイメージだったのだが…………
そして、今私は西側の通りの広い道の真ん中で大いに迷っていた。
道に迷っているわけではない…………ここの通りは「村」としてはありえないほど道幅が広く、馬車が4台は余裕ですれ違えるほどの余裕がある。同行者とはぐれることはあっても、道に迷うことはあるまい。
そんな私を惑わせるのは、広い通りにずらりと並ぶ飲食店の数々である。
空腹の私は、どこかおいしそうな飲食店があれば適当に入ろうと考えていたのだが…………どの店も、空腹中枢を刺激するとんでもなくいい匂いを駄々洩れにしているせいで、逆にどこに行こうか決めあぐねているのである。
ソースが絡まった肉の香り、匂いまで食べられそうなパンの香り、さらには豪快なスパイスの香りなどなど、どの店もまるで誘惑しながら手を伸ばしてくるように見えてならない。
これだけたくさんの誘惑があると、むしろ
「ヤァ旅人さん! ヤアァ旅人さん! そんなところでボーっとしていると、馬車に轢かれるかもしれないゾ! ヤアァ旅人さん! もしかして道に迷っているのかな?」
「どちらかというと人生に迷っているように見えるわ」
ふと背後から、二人組の男女に声をかけられた。
振り返ってみれば、陽気な雰囲気の長身の男性と、クールな雰囲気の女性がおり、同じような迷彩服を着ているところを見ると、夫婦かあるいは冒険者のパートナーのようだった。
私は大通りの真ん中で邪魔してしまったことを詫びつつ、空腹でどの店がいいか迷っていることを素直に言った。
「ヤッハッハ! そうかそうかっ! その気持ち、よーくわかるよ! ちょうど私たちもご飯にしようとしていたことだし、よかったら案内してあげよう! ねぇゆりしー!」
「私は二人きりで食べたかったのだけど…………まあ、仕方ないわ。貴方、食べられないものはない?」
やっぱりこの二人組は夫婦だったみたいだ。
もともと二人でこのあたりの店で食べる予定だったらしいが、奥さんにちょっと睨まれてしまった…………非常におっかない。ほとんど感情を表さないように見えたのに、夫への執着が相当根深いようだ。羨ましい反面、大変そうだとも思う。
とりあえず私は特に食べられないものはないと伝えると、ブロスさんと名乗った独特のしゃべり方をするご主人が、早速私を案内してくれた。入った店は、西通りの中でも比較的大きな建物で、食事時を少し過ぎているにもかかわらず、店内は様々な職業の人たちで溢れかえっていた。
「よう、ブロスの大将っ! これからお昼っすかい? そちらは新入りで?」
「ヤッハッハ! ゆりしーと散歩から帰ってきたところさ。こっちは旅人さん。新入りになってくれると私もうれしいけどね! ヤーッハッハッハ!」
「あら奥様~! 出歩いても大丈夫なのですか?」
「心配ないわ。もう4回目だもの、勝手は分かるわ」
「むしろ今のうちに歩いておいた方がいいよね! ヤッハッハ! ああとりあえずハンバーグ5種盛りと
私たち3人は空いた席に座ると、ブロスさんは周りの人と会話しつつ、メニューも見ずにどんどん料理を注文してしまう。
先ほどから勢いに流されっぱなしの私だが…………話しているうちに、この二人もまたこの村ができたときからの最古参メンバーだと知り、非常に驚いた。たしかに出会ったときから、やけに存在感が大きいと感じていたが、まさかこの村に滞在する猟師や冒険者たちの総元締めだとは思わなかった。
しかもそれだけでなく、奥様のユリシーヌさんはなんとつい最近お子さんを身籠ったらしく、夫婦ともども普段はあまり外に出歩いていなかったという。お子さんは何人いるのかと尋ねたところ、今は5人目とのこと。やはり人は見た目によらないものだ。
「ヤアァ旅人さん、そういえば話していなかったね。ここ、西側の通りは通称「腹ペコ横丁」っていうんだ! 命がけの冒険をしていると、どうしてもお腹がすくし、空腹だと元気も出ないからね! あとは武器や道具を売るお店も、だいたいこの通りにあるんだ」
料理が来る前に、お二人から西側通りのことと、旧カナケル地方の開拓を担う冒険者たちに付いて話を聞くことができた。
旧街道の方から旅人や商人が出入りするのに対し、西側通りと村の西門は開拓に向かうための冒険者団体や小規模な傭兵団が拠点としているらしく、彼らの活力の源になる食堂や食料品店、それに武器や消耗品の店が所狭しと軒を連ねている。
これらの店で売っている武器や防具、消耗品は、工房が立ち並ぶ南区で生産しているのだが、やはり供給が追い付いていないらしく、山向こうの町から仕入れるしかないらしい。冒険者向けの装備や消耗品の扱いを得意とするロジオン商会がここに支店を出しているのも納得だ。
それに、貴重品類の行商をするオムニジア行商団がこの地に本店を構えているのも、冒険者たちが時々手に入れてくる貴重品を、ここから山向こうまで輸送するための拠点にしているからなんだとか。
「見たところ、あなたは傭兵かしら? その恰好は、少なくとも商売しに来たわけじゃなさそうね。開拓前線に加わりたいのであれば受け付けるけど、事前訓練はきちんと受けてもらうわよ」
「レスカさんから自警団のお誘いが来てたりして。冒険に比べて実入りが少ないから、なり手が少ないんだよねー。あそこは真面目な人ばっかりだから、君も性に合うんじゃない? ヤッハッハ!」
「たまにレスカから文句言われるのよ。すこしは
「ああそれと、うちの父さんが大工が10倍欲しいって言ってるね! ま、どこに行っても引く手数多だから、好きなところを選ぶといいよ!」
これだけ人がいてもまだ足りないのかと呆れつつ、出てきたハンバーグをいただくことにした。
以前はどこも食糧不足で、肉なんてほとんど食べられなかったというのに、この村では肉が余っているとは、なんとも贅沢な話だ………………しかし、冒険者向けの店というから覚悟はしていたが、量がとても多い。そして、とてもうまい!
「ヤハハ、美味しいでしょっ! このお店はリーズさんも時々来るからね、気合が違うんだ!」
「おぉ大将! ほめてくれてありがとっ! もっとも、村長にはまだまだ遠く及ばないけどなっ!」
大きなフライパンを担いだこの店のおかみさんも、嬉しそうに笑ってくれているが、この村で一番料理が美味いのは村長だと誰もが口にするのが気になるところだ。この村の村長のうわさもいろいろ聞いているが、いったい何者なのだろうか?
肉がぎっしり詰まったハンバーグが5個……それぞれベーコン巻き、特製ソース、リンゴの欠片入り、熊肉、軟骨入りとバラエティーに富んでいて、どれを食べても個性的な味がする。
これに加えて、
「ヤハハ! ストレコルヴォの肉は初めてかな? 家畜を襲う憎たらしい魔女カラスも、食べ物になるとわかれば有難みも出るものだよ!」
「これはまだ序の口よ。外に出て狩りをすれば、もっとすごいものを食べることもあるかもしれないわ」
……………それにしても、私がいたころはこんな大雑把で豊かな食事はほとんど見たことなかったのに、今では住人たちが当たり前のように飲み食いしているのを見て、若干複雑な気分になる。
時の流れというのはあまりにも早い。こうしているうちに、世界はどんどん変わっていってしまうのだろう。
「ヤヤ、どうかしたのかい? もしかして食べ過ぎた?」
「今回だけは私たちのおごりでいいわ。その代わり、貴方がこの村に住むことを決めたなら、いつか別の新入りにご飯をおごってあげなさい」
まあ、確かに食べ過ぎたというのもあるが…………悩んでいるのが顔に出てしまったのだろうか? どうも私は、心が表情に出やすいようだ。少し落ち込んでしまう。
空腹で他の内臓と共食いを始める寸前だった胃袋は、気が付けばお腹が膨れて見えるほど詰め込まれてしまい、逆に悲鳴を上げていた。どうもこの店は、日々尋常ではないほど動き回る冒険者たちが利用しているせいか、出てくる料理の量がとてつもなく多い。
これだけ食べてしまったら、いったいどれほどの料金になるのかと思っていたが、ユリシーヌさんが懐から数枚の札のようなもの――――そう、先ほど大通りでご婦人が盗まれそうになったものと、全く同じものを取り出して、お店の人に渡したのだった。
「ヤヤっ、君は『
「これは村長が発明した「破れない紙」で、製法は私たちですら知らないわ。これ一枚で交易共通銅貨100枚と交換できるのよ」
気になった私は、せっかくなので手持ちの銀貨1枚と『
世界各地を巡っていると、辺境の地方では時々特殊な鉱石や貝殻などを貨幣の代わりとして使っているところがあるが、紙そのものを貨幣の代わりに使っているのは聞いたことがない。
「破れない紙」という呼び名も決して誇張ではなく、試しにいくら引っ張ってみても皴の一つもつかなかった。話によると、火に通しても燃えず、水にぬらしてもふやけず、剣で切断することも容易ではないらしい。
絵柄もそれなりに凝っていて、緑色の紙に白抜きの「100」と羊の絵柄が書かれている。なるほど、これは偽造しようと思っても、なかなかできるものではない。それに、貨幣と違って嵩張らないから、もち運びにも便利そうだ。
「ヤッハッハ、満足してくれたかな? 残念ながら、私たちはこの後村長の家に顔を出さなきゃいけなくてね、また今度時間があったら、ゆっくりお話を聞かせておくれよっ!」
「私たちの家はこの村の最南端にあるわ。誰かしらいるはずだから、何かあったら頼ってくれてもいいのよ」
こうして私は、店の前でブロスさんとユリシーヌさんの夫婦と別れた。
なかなか変わった人たちだったが、不思議ともっと話していたいと思えてくる。
それにしても――――――この村の人々は、会うたびに「何かあったら頼ってもいい」と言ってくれるのが不思議だ。私のような、初めて出会うよそのものにも、これほど親切にしてくれるのはなぜだろうか?
私は、交換したばかりの『紙幣』をなくさないようにカバンに入れると、食べ物以外の売り物も見て見ようと思い立ち……………腹ペコ横丁をさまようことにした。
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