ものがこわれる其れは急に来て直ぐ動かなくなる事も多い……けど、この様に段階を経て壊れていくモノもあるだろう普通のラジオとかでも雑音が入ったり、音量調整が上手くいかなかったり寂しいものがあるが、其れがこの様な、まるで人間の終末期の様に段々と過ごした記憶が、とかだったら……其れは「物」じゃなく、もう家族という「者」だろう残された者は寂しさを受け入れ、逝ってしまった者の思い出を受け継いでいかねばならぬそして何時の日か、逝ってしまった者を受け継ぐ者が現れた時、思い出を受け継いで貰える様に……