毒親のサツジン〜愛がワカラナイ〜
モフ子
第1話 誕生とゆう名の罪
1980年代、若い2人のカップルに新しい命が舞い降りた。
2人はまだ19歳。彼氏は産んでほしい!と言った。なぜかというと腹違いの兄弟や血のつながらない兄弟。腹が立つとガラスの灰皿を投げる父、義母、実母との死別。天涯孤独の身に血の繋がりができたのだ。
彼女はというと、父は浮気やギャンブル。母はそのため女手一人で3人の娘を育てた。
女や金、喧嘩が絶えなかったがしかし…
恵まれていた。長女がゆえ駄々をこねて私立の女子校へ。あとの2人の妹は公立と決めつけられ、
手に職を、と看護の道へ進んだ。
ああ、堕ろしたい…彼女の本音だった。まだまだ遊びたい!私は有名自動車メーカーに入社し、恋愛していい男と結婚するんだ!
なのになんで高校卒業の打ち上げで帰りにナンパしてきた地元有名ヤンキーとなんか!
2人は顔は合わさずとも同じ中学出身だった。
ああ、でも産んでほしいと言われると母になる憧れもある。
仕方なく私は産まれた。
この罪が赦されるまで。生きるという、生かされるという懲役の始まりだった
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