第11話 おかーさん。 左お尻と太もも痛いよ。 坐骨神経痛って、ほんと痛いんだね
ピークはおかーさんに付き添った日だったけど。
それでもまだ、かなり痛い。
1回良くなってきてたんだけど、付き添いでまた一気に悪化しちゃったしね。
いまもイスがかなり悪いので、痛んできて立ってキーボード打ってる。
イスが2階から1階におろしてもらえるのが、来週半ばなのでそれまでの辛抱です。
おかーさんの居住スペース1階に住み始めた当日と翌日は、すごい!食欲もわいて、不眠気味だったのにかなり寝れたんだけど。
今日からまた、食欲が一気に無くなって来ちゃってて。
仮眠も全く取れない。
息切れが凄くて、疲れやすい。
でもこれ、おかーさんを亡くした人達の鬱状態なのか、喘息なのか自分でも判らないからすごい厄介だよ。
痰も咳も増えてるしね。
野菜と食材あと3日分あるので。
今日の分は作っちゃったから、明日どうしても食欲がわかないようなら、野菜カットして冷凍するです。
カラダがね、凄い動かない。
気合入れて、更に気合入れて、頑張らないと動けない。
これ、両親を亡くした人達の鬱状態なのかな?
なんでこんなに動けないのか、自分でも判らないよ。おかーさん。
いま、気合入れて動いているのは、廃品回収の日時を1回送らせてもらっているから。
さすがに年末も近いし、lこれ以上は日時伸ばしてもらうのも心苦しいから頑張ってる。
で、も、以前のように睡眠はとれないし、ごはんも食べづらい。
おかーさんと過ごした10年が、とても二人この3年間は穏やかでのんびり親子関係を修復して行けていたいたせいか、おかーさんが居ない日常になんとも言えない生きている感じがしないくらい、おかーさんが居ないことが理解できない?実感がわかない?おかーさんな帰って来るというか、ちょっと出かけているというか、入院とかして少し家を空けている感じに近いんだ、、、とか思いながら。泣きそうになるから、ココロはおかーさんが死んだこと理解してて、頭ではそれを受け入れ切れていないのかも知れないな。
おかーさん。
毎日一緒にお昼ごはん食べたね。
その時間、戻りたいよ。
1階のドアを開けると正面におかーさんが座ってて、いつも当たり前のように顔を合わせてご飯を食べて、テレビをつけて他愛ない会話をしてた。
その時間に、戻りたいよ。おかーさん。
おかーさん。
おかーさん。
ずるいよ、あっけなく死んじゃうなんて。
まだまだいっぱい、オナ湖らしいことしたかった。
おかーさんにもっと長く、ずっと一緒にそばに居て欲しかった。
おかーさん。
心が泣きそうで、のどが痛いよ。
おかーさん。
数十年ぶりに、かに玉作ってよ!!
おかーさん。
おかーさん。
おかーさん。
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