九章過去話資料 前後編版
■孤児院(当時の西方大陸ワイトラウド王国では戦災が沢山あったため、修道院式の孤児院が多く建てられていた)
戦災の多かった地方にはよく建てられID表を持っていない子供でも面倒を見てくれるところであったため当時の私は戦災で焼け出されID表を持ってなかったのである。
なので仮のID表を孤児院側で創り管理していたのである。
孤児院側で創るID表にはDNA情報が抜けており名前と性別と年齢位しか無かったためである。
この管理方式には問題が有ったが戦災孤児まで面倒を見るだけの予算は当時の国にはなくこの様な方式になったのである修道院側としては分け隔てなく戦災孤児を助けるだけで精一杯だったと言える。
(当時の国も内戦状態であったのである)
■下級の貴族の家 子爵(Viscount)、ヴィカウント
子爵級ジークレフ家が幼少の頃のアスカを引き取っている、当時六歳半程であった。
■大叔母様(Big aunt)
引き取られて行った当時で七十歳位であった。
■神学校(Seminary)
七歳頃からでも入れる中学と高校を兼ねた様なもの。三年制が一般的。(普通は七歳から九歳)
ワイトラウド王国では普通。
逆にいえば高い金を払わないと中学や高校に入れなかったのである。
さらに運の悪いことに公立と言うものは戦火でほとんど壊れたのである。
詰まり数少ない公立と数多い私学しか残ってなかったのである。
■ナイツは神官戦士である(Knights is a priest warrior)
ワイトラウド王国では普通の考え方。
■神官戦士団(Priest warriors)
ワイトラウド王国では普通ナイツは神官戦士団に入るのが一般的だが、当時は国王側の上級貴族の私兵となったヤツも多かったのである。
■実力はひけらかすモノではない(Ability is not a showdown)
黒服の人の教え、この言葉が有ったからこそ実力を隠しとおせたとも言えるのだが。
■レイシャスポルテ【都市名】
神域にある都市だがドームを被っていない都市の一つと呼ばれセントラルタワーも存在しないギルドはほとんど管理に関わっていない都市、だがその防御は固く今までに落ちたことは一度もない。
聖宮殿と呼ばれる平城が中央に存在する。
逆にいえば街が聖宮殿を囲んでできており聖宮殿の方が先にあったことを示している。
防御壁は無いがその周囲では温厚な亜竜種しかおらず、モンスターですら心安らぐ場所と言われている。
ここを襲うのはタランチュラと呼ばれる無法者位しか居ないとされる。
■聖宮殿【城名】(Holy Palace)
白くきれいな平城三重の水堀を持ち、上空から見るとちょうど巨大な五芒星を描いていることが分かる。
かなり巨大な城で見えないが魔導防壁や多重の結界によって守られている。
他、MMも配備されているがどこの国家にも所属しない剣聖(ソードホーリー:Sword Holy)や聖人(セイント:Saint)、賢聖(ワイズネス:Wiseness)やその配下の者(例えば次期剣聖候補:Next sword candidate)たちによって守られている聖なる城である。
■時の姫巫女【称号名】(Princess Miko of Time)
一代約五十から百年と呼ばれる長い間神域の中央に座し聖者や賢聖等が修行をし覚醒して行くのを見届ける最高位の姫巫女、聖宮殿の主にして城主である。
神域の支え主とも呼ばれることがあるほど力があり高位の術や力や御業を持っているとされる。
■タランチュラ【組織名】(Tarantula)
一般的に一般人に聞く悪の秘密結社の名前一位におどり出るくらい知名度が高い悪行ならなんでもする組織で、バックには裏五柱の神々が居ると言われている。
秘密結社であるので一般的に名前しか知られておらず構成員や構成組織は不明とされる。
■MM無しでナイツやってては廃業してるのと同然だ
(It's like being out of business if you're doing nights without MM)
事実である、MMの無いナイツはパートナーが居ても仕事がこないため廃業しているのと変わらないのである。
■スードリアヌ大海【地名:海洋の名称】(Sudrian Sea)
カルナバラン帝国と中央大陸カルナバンのとステイニアス王国の境にある。
ステイニアス王国最東岸のシティリアス・シティに入る前の丘からよく見える。
■聖印【道具名:別称ホーリー・シンボル】(Holy seal)
この時持っていたのは神官戦士団で信仰している正義の神サリーネ神のホーリーシールで剣を2本クロスさせたようになっているものであった。
■ナイツポリス(Knights Police)
ナイツ専用の警察組織、どこの国にでもある。
■FPVT(Floating Power Vehicle Taxi)
浮遊車両を使った有人のタクシーである。
無人タクシーもあるが融通が利かない(刻々と変わる制限地域に入れないことや、浮遊車輌ではないため飛べないこと等が要因)ため重宝される。
■サリーネ神:【神名:表七柱の神の内の一柱で正義を執行する神:女性神】
(Sarine God)
一般的に信仰されているのが表七柱神である、その中におられらる女性神で白銀に輝く鎧と剣二本を持ち正義を執行する神として知られる。
確かに教義は正義を執行するではあるが、無駄な執行は制裁の対象となるため難しい判断が迫られるが致し方ない正義とはそういうものなのである。
■支部隊(Branch unit)
当時行く当てのなかったアスカの自己所有機が魔導機と判ったため、紹介されることになった職場。
新設ではなく過去には大隊規模が駐屯していたが再編成が掛かり新たに編成される事になる部隊に副長として着任することになるのである。
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