第4話 弘樹の想い

まさか居酒屋で再会して家まで隣なんて。

運命・・・なわけねーだろ。

それに居酒屋で一緒にいた男と仲良く話してたし。向こうも気に入ってる感じだった。

てか二人で居たってことは付き合ってる可能性が高い。


小学生のときにさっちゃんが俺のこと好きって噂を聞いて何となく意識し始めたんだよなぁ、中学生のとき初めてクラスが離れて話す機会が減って、やっと好きなんだと認めた。

だけど結局気持ちを言う勇気がなくて県外の高校へ行ってそのままになってた。


せっかくまた会えたのに他の男と居るの見て邪魔せずにはいられなかった。


あの時告白してたら付き合ってたのかな。


でももう気持ち切り替えて友人としてそばにいられれば十分だな。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る