『オースティン・パワーズ:デラックス』 「完成度たけーなオイ」
世界の支配者Dr.イーブルは、最強のエージェント「オースティン・パワーズ」打倒のために、彼が冷凍保存された二年後にタイムスリップした。オースティンの持つ精力「モジョ」を奪ってしまう。
モジョを奪われたオースティンは、インポになってしまった。
果たしてオースティンは、モジョを取り戻して性交ができるようになるのか!?
伝説のスパイ映画『007』のパロ作品であるが、内容はほぼ別物だ。
主演のマイク・マイヤーズは、『ボヘミアン・ラプソディ』で真面目な役をしているが、本映画ではいきなり全裸でOPに登場する。
下品なネタが大量に出てくることでも有名。
Dr.イーブルが乗るロケットとして、
「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲」
が登場する。
ロケットが飛ぶたびに、見た人が「アソコ」を連想させるワードを繰り返すという天丼ネタを飛ばす。
SF要素として面白いのは、本作においてモジョが実は重要なネタになっている。
映画のラストで、イーブルの息子の秘密が明かされるのだが、それにモジョが関連している。
オレは大昔にこれの字幕版を劇場版で見たときはスルーしていたが、ネトフリで見直したときに
「そういえば、こんなネタやったわ!」
と思い出すことができた。
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