創作に役立たない、「映画の感想」 その2(2020.11~2023.3.19)

椎名富比路@ツクールゲーム原案コン大賞

『フラグタイム』 CVはしまむらなのに、言動が安達

 時間停止能力がある主人公と、ヒロインとの百合。


 主人公には、時間を止める能力がある。

 あるとき、校庭のベンチで本を読むヒロインのスカートを、時間を止めてこっそり覗いてしまう。


 まるで「時間停止系AV」みたいな展開だ。


 しかし、そのヒロインは動けたのだ。

 時間停止能力がきかないのである。

 

 二人は秘密を共有し合って、様々なイタズラを決行する。


 それでも、クラスの人気者であるヒロインを独占できない。

 話しかけられるときは、時間を止めたときだけ。

 自分は、時間を止められる力だけしか求められていないのでは。


 主人公はだんだんと、能力を制御できなくなっていく。

 勝手に時間が止まることがしばしば起きる。


 とうとう、主人公はヒロインとキスをしてしまう。


 

 主人公のCVが伊東未来さん。

 そうよ! アニメ「安達としまむら」のしまむらなの!

 だから、尊さがハンパない!

 安達なら、しまむらと同じパンツとか揃えそう!


 しかし、しまむらほど落ち着いてなくて、空回りばっかし。

「声はしまむらなのに言動が安達」というのが、さらに尊さアップよ!


 感受性が強すぎて、アタフタしているのが主人公だけ。

 

 ヒロインの方は割と冷めている。

 その理由が後半で分かるのだが、それがまた切なさ倍増なのよ。

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