POISON
葉月 涼
・
僕は僕の意思でマスターの人形になることを決めて
マスターの人形になった
マスターに従い動く人形に
だけど僕は、ある日出会った彼にマスターに言えない感情持った
ここで言わせてくれないかい?
ダメだと言われても言うけれど
「僕はマスター以外で君になら壊されても何をされてもいいと思った、だからいつか君が何かをしたくなった時僕を好きにしてくれて構わないよ」
よし、コレでいいや
え?誰に言っているのか?
あぁ、わかった
彼との出会った経緯?を話せばいいのかな?
じゃあ、話すよ
学校の面倒な行事の日
マスターに何も言われんかったし真面目に参加するのも面倒だな…って思いながらグラウンドにいた
たまたま、話せる人が近くにいなかったけど
マスターはいた
マスターと話そうと近付いたけど
顔が「今、この現状で近づくなよ」と鋭く語った
寂しすぎて先生が探してた人に話しかけた
まぁ、マスターに止められなかったから
話が合うとは最初思わなかったよ
だけど何故か意気投合?して仲良くなった
と僕は信じてる
そんなことが大体の経緯
恋愛感情なんてものはマスターとの約束で無かったけど
それなりの感情を持ってしまったみたいだと思った
ねぇ、だからマスターと君だけは僕を好きにしてよ
僕は壊されても何も拒絶しないから
POISON 葉月 涼 @kiminokoe
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