独り言
黒対白華
・
私は私以外の人が苦手だった
昔は苦手意識もなくて色んな人と話してた
苦手になった理由は私自身に自覚があった
きっとそれは何度も裏切られ、傷付けられ
人の闇を知ったからなんだ
初め、友達だよねって笑いあったあの子は
私のことを裏で馬鹿にして笑いものにしてた
最初は助けた相手もいつしかバカにする側に
変わって私は除け者にされた
大体の人が
高校生になって初めて僕を受け入れてくれる人がいた
その人達は僕が勇気を持って話しかけれた人達で
否定することなく僕を見てくれた
1人は赤い炎を青く冷たい氷に隠した青年
1人は深い闇を輝く白に包んで誤魔化す少年
1人は年齢に合わない灰色を自ら纏う青年
その3人に触れて
僕はやっと苦手が消え始めた
昔描いた希望と願いはやっと輝き始めた
ありがと、僕を認めてくれて
独り言 黒対白華 @kiminokoe
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます