仮面一号

この懺悔これこそ俺の安楽だその戯言を公認させよ


町灯りセピアが全て暴き出す「お前の夢はすでに貰った」


踏切がどうしても風拒まない、猫の散歩のためだって知った


蜃気楼真正面からぶつかって俺の頭を夕立にしろ


綿菓子は悲哀の結晶夏空に三分の一浮かべてあげる



(「無責任」別冊第一号より 「ウキシマッポイド」として創作)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る