第20話 抜刀術

今は人払いの真っ最中なので とりあえずの武術師範は ウィリアムが行うことになった。


「まずは 刀の使い方から教えて下さい」


「なぜ 剣ではなく刀にこだわる」


「魔法剣を使いたいからです。

 刀に魔力をまとわせてふりぬくためには、まずは 刀の扱いを身に着ける必要があるでしょう?。」


「なるほど」


というわけで 素振りと 基本的な9打法の稽古をつけてもらった。

 唐竹からたけ 右肩 左肩 右胴 左胴 右払い 左払い 突き 小手 


ヒテンミツルギのクズリュウセン とはちょっと違うというかあれを文字で説明されるとチンプンカンの頭の悪さですみません。でも気分はあれです。


個人的には 真剣白刃しらは取りとかやってみたいのですが

魔法世界では無理っぽいので没


アマガケルリュウノヒラメキは 疾走しながら一閃放つときの掛け声に使いたいのですが 叱られそうなのでやめておきます。


イズナオトシも・・敵の体臭が気になるのでやめておこう。それに地面に敵の頭を打ち付けたときになんか飛んでくると嫌だし・・


なんてアホなことを考えていたら自分の足につまづいて転んでしまった。

 先生方スミマセン m(__)m


で 目下ウィリアムに 姿勢やら 剣先やらを正確に!と激を飛ばされながら素振りの稽古。

 「ふらつくな!」「腰!」「目線!」 「すり足!」厳しいです。

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