設定集

第152話 登場者紹介(103話~150話)

ルシール ソンドン洞窟での土偶戦後、セージにプロポーズし、婚約者となった。現在は、さらなる高みを目指して生産職のランク上げに勤しんでいる。


☆第三学園


○教官


サイラス 第三学園の副学園長兼学園長代理兼教官。現在の第三学園では唯一の貴族出身者。基本前衛として戦うが、魔導士をマスターしている。


モーガン 教官の一人。剣技だけなら最強と噂されるが、魔法は苦手。厳つい顔から四十歳以上に見えるが、実は三十三歳。


オリビエ 教官の一人。魔法使い専門だが、その盾さばきはかなりの腕前。それは、学園時代から痩せていて青白い肌をしており、弱そうで狙われがちだったから。


アドルフ 教官の一人。二十五歳で学園の教官の中で最も若い。今年教官になったばかりで、まだサブで入ることが多い。魔法士をマスターしている。


○第一パーティー『幻想冒険団』


シルヴィア 第三学園一級生首席。あまり語らないが、まだ小柄なセージが実技訓練に奮闘する姿などに、意外と影響を受けている。魔導士をマスターし、剣と魔法に長けた万能タイプ。


ライナス 強さを求めて奮闘する青年。第三学園では強いのだが、なかなか活躍できない。しかし、それも自分の糧にして突き進む心の強さがある。


チャド 一時期やさぐれていた秀才。今は希望を胸に、必死に自分を鍛えており、魔法士もマスターした。勇者への憧れが強め。


ベン 元諜報部隊ウォード家の長男。レベル70の忍者。短期間一緒にいたマルコムの影響もあり、騎士っぽい動きはしなくなった。学園で唯一セージに勝てる可能性がある。


○第二パーティー『ハゴミアラ』


ハドリー セージに負け、『ハゴミアラ』でいろいろとあり、最近は少し丸くなった。ゴードンと仲がいい。実直なラッセルのことは意外と気に入っており、ちょっかいをかけがち。


ゴードン ハドリーとは幼馴染。父親同士は騎士団の元同僚。ハドリーとともに魔法の勉強に集中し、魔法関連のステータスを大きく上げた。


ミック 普段は別の四人とパーティーを組んでおり、そこではリーダーをしている。『ハゴミアラ』のリーダーはハドリーだが、実際のところ、まとめ役はミックがしていた。


アレン 因縁の相手ブルース・ガーランドと戦い敗北。その悔しさを胸に、強さを求めて訓練に明け暮れることになる。


ラッセル 元グレイアム男爵の息子。今回一級生に上がることができ、魔法が堪能なので学園対抗試合の選抜メンバーに選ばれた。今は勇者になることだけが目標。


○第三パーティー『永久の道筋』


デイビット 『永久の道筋』のリーダー。魔法士をマスターしており、剣と魔法バランスよく使えるようになってきている。


テッド 武器商人の息子。武器が好きで、知識が豊富。現在は探検家のマスターを目指している。心の中ではおしゃべりなタイプ。


ダスティン&ジェイラス&スタンリー 今回活躍の場面が少なかったが、それぞれ訓練にしっかりついていっており、第三学園内で一目置かれる存在になってきている。 


☆第二学園


ネイオミ・ミストリープ 第二学園の教官。ミストリープ侯爵家の令嬢だが、領に戻らず学園で働くことを選んだ変わり者。最初の配属は第一学園だったが、公爵家の者から嫉妬を受けて第二学園に飛ばされた。レベッカの元担任。


ロブ ウィットモア領騎士団団長の息子。しっかりと鍛えられた体に清潔感がある見た目。ただ、性格は悪い。試合後、負けたことに焦っていたが、クレイブが負けて少しホッとしていた。


エイベル 第二学園三番剣のリーダー。特に活躍することなく負けてしまったが、決して弱くはない。試合の後、涙を流してパーティーメンバーに謝ったらしい。


☆第一学園


クレイブ・ウィットモア ウィットモア子爵の次男。試合に負けたことで、親から何を言われるかと戦々恐々としている。


トマ・ルノアール 獣族犬科の獣騎士。アーシャンデール共和国からの留学生。ウィットモア家などとの関係が深い。


セドリック 第一学園一番手『聖氷』のメンバー。第五騎士団副団長の息子で、聖騎士シリーズの装備で固めている。守備に定評がある。


ブルース・ガーランド 第一学園二番手『夜明け』のリーダー。ガーランド公爵家の勇者であり、騎士科で最強といわれている。


エヴァンジェリン・レイ・グレンガルム グレンガルム王国第五王女にして第一学園魔法科二級生首席。身長は約150センチと小柄だが、魔法使いとしては一級。ベンに手も足も出ず、セージとの差を体感し、心境の変化はあったが、性格は変わらない様子。


クリフォード・シトリン 初代勇者の直系。体格が良く、二級生の騎士科では絶対的なトップ。近年、王家に次ぐ影響力を持つようになったシトリン公爵家だが、この学園対抗試合で少しの変化があるのでは、と噂されている。


ユリシーズ&パーシヴァル クロフト侯爵家の双子。名誉より実利や貸しを好む。今回戦いに出ることはなかったが、第一学園の聖騎士ではトップの実力を持つ。


カーラ・ミストリープ ミストリープ家の才女であり、魔法だけでなく近接戦闘にも長けている。アルヴィンたち勇者がいるため目立たないが、中級職の中ではトップである。


アルヴィン・レイ・グレンガルム グレンガルム王国第四王子にして第一学園パーティー『紅蓮』のリーダー。セージと一対一で戦い、そして敗北した。試合後どうなるかと思っていたのだが、王宮内がそれどころではなく、今のところ何も言われていない。このまま有耶無耶になってほしいと切に願っている。


☆チャンバラトリオ


ブレッド チャンバラトリオはリーダーを決めているわけではないが、リーダー的存在。前衛の勇者。職業としては盗賊もマスターしており、三人でいるときは斥候役を担っている。魔物の解体も得意。


マイルズ 前衛の勇者。防御と回復を得意としている。様々な情報を得る役割をしており、ソンドン洞窟の情報を得たのもマイルズであった。


フィル 前衛の勇者。三人の中で最もINTが高く、攻撃魔法も得意としている。ルシールは好みのタイプだったので、セージのことを一番羨ましがっていた。


☆ラングドン領


ノーマン・ラングドン セージが王都に行って楽になるかと思いきや、そんなことはなかった。最近はいつも頭を悩ませているが、意外とちゃんと薬などを有効活用している。


ルイザ・ラングドン あるお茶会で広まった流行り病により臥していたが、セージの『千寿の雫』によって回復した。同じ流行病にかかっていた人にも薬を渡し、存在感が増しているとのこと。


マチルダ ラングドン家の主席研究員。現在、トーリが抜けて副所長代理。所長のセージはおらず副所長代理ということは、実質研究所のトップになる。トーリの支援はあるが、プレッシャーを重く感じている。


カール ラングドン家に仕える新米の警備兵。マチルダのことは気になっているが、今のところ全く脈はない。


レベッカ 魔法騎士団の鍛錬に奮闘中。トーリとは意外と仲がよく、最近は薬師のランク上げもしている。


オスカー ラングドン家の執事。ノーマンが当主になると共にオスカーも執事長になった。従僕の頃からノーマンに仕えており、信頼は厚い。


☆ケルテット


ミランダ レイラの代わりに教会の管理者になった。見た目や経歴は聖職者らしくないが、意外と真面目。孤児院での悩みは尽きず、日々子どもたちに向き合っている。


エイリーン 通称エリィ。器用で解体や細工が得意。現在は、リーダー的存在として孤児たちをまとめつつ、一人前の細工師を目指して奮闘中。


リンジー エイリーンの一つ下の女の子。元気いっぱいだが、孤児院に来たばかりの時はふさぎ込んでいたこともあった。同じくエイリーンが来たばかりの時にふさぎ込んでいたのを見て元気付けようとしていた。


ニック リンジーより一つ下の男の子。ポールと共に冒険者を目指している。ポールとは血縁ではないが、兄弟のように仲がいい。


ポール リンジーより一つ下の男の子。ニックと共に冒険者を目指しているのはセージの影響があったから。


ジッロ&ガルフ&トーリ 現在創造師になるため奮闘中。最近、その輪の中にルシールが加わった。


ダリア 技工士をマスターした。剣はまだイマイチだが、盾作製の腕前はガルフも認めるところ。最近は盾ばかり作っている。


☆オルコット団


アーロン 元一級冒険者パーティー『オルコット団』のリーダー。高齢を理由に引退した。現在はミストリープ領で魔導士の旧友と共に暮らしている。


テリー オルコット団の前衛。職業は聖騎士で、メインアタッカーとして活躍していた。現在は冒険者ギルドで後進の育成に励んでいる。


モンタギュー オルコット団の中衛。変わり者だったが、なぜかアーロンを慕っていた。現在は旅の途中でグレンガルム王国にはいない。


ウォーレン 紆余曲折があり、現在はリュブリン連邦で働いている。数少ない人族で冒険者としての知識も多いということもあり、国外の者との交渉役に混ざることが多い。


ルシア 紆余曲折を経て、リュブリン連邦に辿り着いた。現在は人族としての器用さを活かして、服飾師や細工師として活動する傍ら、戦闘訓練にも参加する。


☆その他


ラナ ウォーレンとルシアの子供。生まれつき体が弱く、様々な思惑に巻き込まれて臥せっていたが、かなり体調が良くなってきた。まだ、定期的に薬を服用しているものの、最近は体力がついてきて少しずつ剣を習っている。


アンゼルム グレンガルム王国で最も有名なドワーフ。創造師であり、飛行魔導船を造った。グレンガルム王国にある飛行魔導船は全てアンゼルム製。


ドニ・ルノアール トマ・ルノアールの父親。リュブリン平野での戦いで討たれた犬科首領の弟。


クラリッサ 元ガーランド家の令嬢でアレンの母親。王都ではいろいろとあったが、現在はミストリープ領で商会の仕事を楽しんでいる。


ブリジット・レイ・グレンガルム グレンガルム王国の第一王女。魔法騎士団で活躍している。 


ビリー アーシャンデール共和国で紆余曲折あったが、何とか疑いが晴れてグレンガルム王国に帰れることになった。元ナイジェール領を通りケルテットに帰ろうとした時、神霊亀の侵攻がはじまり、一時的に通行禁止になってしまう。せっかくだからと、まだ行ったことのないザンデル帝国経由で帰ることにしたのだが……。

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