アナザーエデン、バルオキー名物のお酒とジュースがピンチ

@amgdtwa156

第1話アルドが、村へ帰って来て男が、慌てて話かけてきて、バルキオー名物の危機の話を聞き、アルドは

〈アルド〉久しぶりに帰って来たな~じいちゃん元気にしてるかな?

〈バルオキーの男〉アルド~、帰って来てたのか~突然だけど、話を聞いてくれないか?

〈アルド〉おぉ、おう、ただいま。で話って?はぁはぁ言って大丈夫か?

〈バルキオーの男〉はぁはぁはぁ、お、俺が、おお酒と、ジュースを作ってるのは、知ってるよな?

〈アルド〉知ってるよ、村のみんなも、美味しいって、言ってるし、じいちゃんの大好物だしな。で、それが、どうかしたのか?

〈酒職人の男〉そろがだ、今年は、何故か月影の森で取れる果物が、取れなくてな。こんな事は、無かったんだよ。原因が、解らなくてな、その果物が、無いと美味しいお酒とジュースが出来ないんだ。そこで、お願いしたいのが、アルドに原因を突き止めて欲しいんだ。頼む、色々な噂が、あってな。みんな楽しみにしてるんだ。お願い出来るかい?

〈アルド〉あぁ、良いよ。ジュースは、俺もフィーネも好きだし、酒は、じいちゃんが飲め無くなるとガッカリするだろうし、月影の森だな。行ってくるよ。

〈酒職人の男〉あぁ、ありがとう。その前に、村長の所に寄って行ってくれ、村人か、色々な噂を聞いている村長の話を聞いて、月影の森に向かってくれ、俺は、少ないけど、酒作りとジュース作りを頑張らないと。待ってる人がいるしな。宜しく頼むよ。悪いなアルド

〈アルド〉あぁ、解ったよ。じいちゃんの所に寄って行くよ。酒とジュース作り頑張ってな。


アルドは、村長の話を聞きに、自分の家に向かった。


〈アルド〉じいちゃん、ただいま。今話し良いかな?

〈村長〉お帰りアルド、フィーネも、疲れたじゃろ、ゆっくりして行きなさい。ふぉふぉふぉ

〈フィーネ〉ただいま、おじいちゃん、元気?

〈村長〉元気じゃよフィーネ、お前達がくれた杖が良い感じじゃ~。じゃがの~

〈アルド〉じいちゃん、お酒の話聞いたよ。それで落ち込んでるんだろ

〈村長〉そうなんじゃぁ、アルド、月影の森の果物が取れなくての~。どうやら、村人の話によれば、魔獣が、関わっているようなんじゃ

それで、みな、アルドの帰りを待っていたんじゃ

〈アルド〉そ、そうだったのか、帰って来れなくて、ごめんよ、じいちゃん

〈村長〉いやいや、お前にも、大切な物が、たくさんあるからの、アルド、フィーネ気を付けて調査に行って来るんじゃぞ

〈アルド〉あぁ、解ったよじいちゃん。

〈村長〉わしも、早くあの酒が、飲みたいんじゃ、あれば、最高なんじゃ

〈フィーネ〉もぅ、おじいちゃん、ほどほどに、してもらいますよ。もう歳なんだから

〈村長〉フィーネは、厳しいの~

〈アルド〉ははっ

〈フィーネ〉お兄ちゃんも、ジュースの飲み過ぎは、無しですからね。私の分も飲んじゃうんだから

〈アルド〉う、解ったよフィーネ


月影の森に、アルド達は、向かった


〈アルド〉確か、この辺りに、たくさん生ってるって言ってたな。ん?

〈魔獣の男〉はぁ~今年も、だめかぁ

〈魔獣の女〉どうして、木は、元気なのに果物が大きくならないなんて

〈魔獣の女の子〉父ちゃん、母ちゃん出来てないね。あれをどうにかしないと

〈魔獣の男〉原因は、あれだろうが、どうにもなぁ、私達では・・・


アルド達が、茂みから、見ていたが、出てきて、魔獣親子に話しかけました


〈アルド〉その話、詳しく聞きたいんだけど、良いかな?

〈フィーネ〉ごめんなさい。盗み聞きするつもりは、無かったの、その果物は、私達もお世話になってて困ってるの。

〈魔獣の男〉フィーネ様、人間、み、見つかったか、戦闘になるかまもしれないから、2人は、下がってなさい❗

〈魔獣のお嫁さん〉あ、あなた、話を人間の話を聞いて

〈魔獣の女の子〉と-ちゃん、かっとなったら、ダメ~

〈魔獣の夫〉こいつらが、魔獣城で、したことは、忘れん❗


アルド達と、魔獣戦闘


〈アルド〉ふ~2人ともありがとう。2人が、説得してくれて

〈魔獣の夫〉何で、お前達に、話さなきゃならん。俺は、蛇骨島で、住んでいるが、まだ、人間は、好きになれん。フィーネ様許してくれ、なかなか、割りきれないんでな。それに、原因が、解ったからと言って、出来る物でもないしな。

〈アルド〉やって見ないと解らないだろ。話して見てくれないか?

〈ギルドナ〉話してくれ、このアルドは、信用出来る人間だ。

〈魔獣の夫〉ぎ、ギルドナ様❗わ、解りました。

くっ

〈魔獣の嫁〉もうっ、私が話します。まぁ、この子が、その、原因を見つけたんですけどね。

〈魔獣の女の子〉えっへん❗すごいでしょ。この森の中に、いたんだよ。でっかいの❗

〈魔獣の嫁〉そう、この月影の森の奥に、大きな、キノコが出来まして、その、胞子が、原因の様なんです。そして、胞子は、キノコに近くなれば、なるほど、胞子の霧が、濃くなって、人間、魔獣でさえ、ダメで、近くへ行く事は、出来ないんです。

身体から、キノコが、生えて苗床になってしまいます。

〈ギルドナ〉そうなのか、確かそのキノコの対処方は、魔獣の書庫の本に載っていたな

〈アルド〉そうなのか、じゃぁ

〈魔獣の夫〉だか、そのお酒は、今の時代には、無いかもしれん

〈魔獣の女の子〉とーちゃん、話してあげてよ~あの、果物また、食べたよ~

〈魔獣の夫〉わっ解ったよ。人間が、作った酒がいるんだ。人間の古代米で作った、口かみ酒ってお酒を口に含んで、霧で飛ばすと、胞子が消えるんだよ❗

〈アルド〉口かみ酒?聞いた事ないな?

〈サイラス〉ゲコ、口かみ酒とな。拙者、聞き覚えがあるでござる。それは、美味で、貴重な酒でござる。

〈アルド〉本当か、サイラス

〈サイラス〉ゲコ、拙者の国には、そのお酒は、祭りや、儀式で用いられる物でござる。

〈ギルドナ〉うむ、その本にもそのように、記されていたな。

〈サイラス〉ゲコ、魔獣城にもそのような、本があるでござるな。

〈魔獣の女の子〉な、なにか、ゲコゲコ言ってるよ父ちゃん

〈魔獣の夫〉本当か、人間と協力するのは、心苦しいが、この子のため、妻のためだ、お願いできるか?人間。

すまんな、ゲコゲコは、父ちゃんにも、解らん

〈サイラス〉・・・

〈魔獣の女の子〉・・・

〈アルド〉・・・

〈ギルドナ〉・・・

〈アルド〉解った。任せてくれ、魔獣と人間これから、少しづつ、仲良くならなくちゃな。サイラス行こう❗

〈サイラス〉ゲコ、む、何とも言えない気分でござる。

〈フィーネ〉じゃぁ、行ってくるね。

〈魔獣の嫁〉ヒィーネ様お気をつけて

〈魔獣の女の子〉ふぃーねさま行ってらっしゃい


次元戦艦合成鬼竜Zに載ってアルド達は、山の国ダカロへ


ダカロの酒場

〈サイラス〉おじゃまするでござる。主人、今は、口かみ酒は、置いてあるでござるか?

〈酒店のじじい〉巫女口かみ酒か、今は、無いの~

〈サイラス〉そうでござるか~

〈酒店のじじい〉口かみ酒など、どうするつもりじゃ、祭りや、儀式は、まだじゃろ


サイラスたちは、お酒と料理を食べながら、一部始終を酒場のじじいに話をした。アルド達は、酒場のじじいに気に入られた。


〈酒場のじじい〉そうか、そうじゃったか、あるわい、でもの~、そうじゃ、とっておきがあるぞぃ❗

〈アルド〉とっておき、そ、そんなのがあるのか?

〈酒場のじじい〉少し待っておれ。おぉ、あったあったこれじゃ、ワシの口かみ酒じゃ❗

〈アルド〉う、な、成る程、取って置き。

〈サイラス〉ゲコゲコ、それは、とって置きで、ござるな❗良い酒を作っておるでござるな。店主❗

〈酒場のじじい〉じゃろ~ワシの酒は、天下一品じゃからの~

〈アルド〉待て待て、じいさんが口でくちゃくちゃしたのを発酵させた、酒だろ❗

〈酒場のじじい〉な、なに❗わしの酒に難癖つけるじゃと❗譲ってやろうと思うたが、心代わりじゃ。

〈サイラス〉ゲコ、アルド殿、ダメでござるよ。口かみ酒は、高級品、飲んでも無いのに、そのような、物言い。

ゲコ、店主すまぬで、ござる。アルドは、この地の事をあまり知らぬで、ござる。拙者に免じて許してもらえぬか?

〈酒店のじじい〉ぬぬ、お主は、この酒の価値が、解っておるようじゃの。サービスじゃ持って行け。

〈サイラス〉かたじけない。恩に着るでござる。

〈アルド〉・・・店主すまなかった。また、20歳になったら、飲みに来るよ。

〈酒店のじじい〉なんじゃ、20?わしゃ16から飲んどるわい。しゃしゃしゃ、何時でも飲みに来い。作ってまっとるぞい❗

〈サイラス〉アルド、この国では、15歳から、成人、家庭を持ち、お酒を嗜むでござる。

〈アルド〉・・・あぁ、ありがとう、じいさん、また、来るよ。

〈サイラス〉では、行くでござる。


アルド達は、月影の森に戻った


〈アルド〉おーい。持って来たぞ❗

〈魔獣の夫〉本当か、本当に、持って来たのか?

そんな馬鹿な。だが、これで、行ける。

〈魔獣の嫁〉あなた、なんて、事言うの❗

もう、アルドさん、ありがとう。娘も、喜ぶわ。

〈アルド〉よし❗行くぞ。

〈サイラス〉行くで、ござる❗

〈魔獣の夫〉案内する。ついて、来い❗

〈魔獣の嫁〉あなた、気を付けてね

〈魔獣の女の子〉行ってらっしゃい


アルド達は、月影の森の奥地へ

〈アルド〉うわぁ、凄い胞子だ。

〈ギルドナ〉初めて見る濃さだ

〈魔獣の夫〉そろそろだ。まだ、身体には影響は、出ない、もう少し、近くに行くぞ

ここだ、口かみ酒を出せ❗

魔獣の夫は、思い切り口に含み凄い量の酒が口の中に入る

〈アルド〉うわぁ

〈魔獣の夫〉ぶーーーーーー


口かみ酒の霧が、広まって胞子が消えて行く


〈魔獣の夫〉うわぁ、ってなんだ、人間

〈アルド〉な、なんでもないよ。それより、す、凄いな❗胞子が消えて、道が出来た❗

〈魔獣の夫〉今だ、ゲコゲコ、キノコの頭の先の胞子玉を切れ❗

〈サイラス〉解ったでござる❗


ばさーーー


〈アルド〉胞子を出さなくなった❗

〈ギルドナ〉油断するな❗来るぞ❗

〈魔獣の夫〉これがらが、本番だ、キノコの魔物になったからな

〈アルド〉聞いてないぞ。やるしかないな❗


巨大キノコの化け物と戦闘


〈サイラス〉これで大丈夫で、ござるな。

〈魔獣の夫〉いや、みんなで、酒をまきまくるぞ。


胞子は、完全に消えた


〈アルド〉凄いな、これで果物が大きくなるな


アルド達は、魔獣家族と合流した。

〈魔獣の嫁〉あなた、やったわね

〈魔獣の娘〉とうちゃん、アルド、ゲコゲコ、ふぃーねさま、ギルドナさま、ありがとうございます。

〈魔獣の夫〉あぁ、アルド、サイラス、フィーネさま、ギルドナ様ありがとうございます。

〈アルド〉あぁ、やったな、これで、果物が、実るな❗

〈魔獣の女の子〉とうちゃん、名前呼んでる

〈魔獣の嫁〉あなた

〈魔獣の夫〉すまない、アルド、サイラスお前らは、良いやつだ❗すまない

〈アルド〉あぁ、良かった。これで、少し人間と魔獣の距離が、近くなったよ

〈サイラス〉で、ござるな。

〈魔獣の夫〉ギルドナ様の言う事は、本当でした。

〈ギルドナ〉うむ、だが、人間には、信用ならないやつが、いるのも、事実だが、これで、良かったぞ。アルド

〈アルド〉あぁ

〈魔獣の夫〉あぁ、蛇骨島のみんなも、待ってるからな。これで、お酒、ジュースが作れる

〈アルド〉そうか、お前達も、お酒とジュースを作ってるんだな。俺たちも、お礼が、したいし、村に来ないか?

〈魔獣の嫁〉あたな、チャンスよ人間達の作ったお酒ですって、飲んでみたいわ。

〈魔獣の夫〉こら、す、すまない、嫁は、無類の酒好きでして、まぁ、私も好きなのですが。お邪魔させてもらっても良いか?

〈アルド〉あぁ、大歓迎だよ。じいちゃんや、職人に紹介したいし、バルキオーのみんなは、良いと言ってくれるはずだ。

〈サイラス〉それは、良いでござるな。


アルド達は、バルオキーへ帰って報告した。


〈村長〉おぉ、アルド帰ったか

〈アルド〉じいちゃん帰ったよ、で、紹介したい人がいるんだ。原因も解決したし

〈村長〉おぉ入ってもらいなさい。

〈アルド〉良いって

〈魔獣の家族〉お、お邪魔します。

〈アルド〉この3人が、今回助けてくれたんだ。

フィーネが、酒職人を連れて来た。


村長、酒職人に、今までのはなしを説明した。


〈村長〉それで、アルド、サイラス、ギルドナ様、フィーネ、達と協力して、そなた達と、協力して、解決したんじゃな。良くやったぞ、アルド

皆様も、ありがとうございました。村を代表して、お礼を言わせてもらいますじゃ。

ほっほっほっ、お酒作りに興味が、おありだそうですの?では、そこの、職人に聞いてくだされ。

〈酒職人の男〉任せてくれ、じゃぁ、早速作りに行きますか。

〈魔獣の家族〉ありがとうございます。是非

〈村長〉ほっほっほ、アルドこれで、酒が、飲めるの~

〈アルド〉あぁ、じいちゃん、ジュースも大丈夫だな

〈フィーネ〉おじいちゃん、お兄ちゃん

〈アルド〉わ、解ってるって

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