用語解説 その2

Qフォン

キューカンバー社製のスマートデバイス。投映もできるが液晶モニタも持つ。Qグラスというアクセサリと一緒に使う。


IQ/h(アイキュー・ハー)

Qフォンに内蔵されたAIアシスタント。話し方のモードをビジネスとフレンドリーで変えられる。学習可能。メルバ研究所員のIQはフレンドリーモードで固定された。


殺し屋業界ルール

「殺し屋には殺し屋をもって対処する」「紛争解決行動時、相手に防衛されると、半年間は同じ相手を狙えない」など。違反すると他の殺し屋に殺される。


セカンド

自分が雇った殺し屋がしくじった場合に備えて雇っておく二人目の殺し屋。雇い主にとっては保険のようなものだが、殺し屋双方にとって非常に屈辱。約束の金が払われないことも多いが、業界ルールの縛りがあり、特にランキング下位の殺し屋は泣き寝入りするしかない。


メルベイユ警備保障

民間軍事会社。戦争から警備まで幅広い業務を請け負う。紛争地帯にも展開する戦争会社。メルバの父親が経営している。


グレイヴィーズ保険

メルベイユ警備保障傘下の誘拐保険会社。リーダーのホワイトを中心に、誘拐犯と人質解放交渉を行う。


トーヤマ・アンド・ジョンソン

金庫系警備会社の大手。銀行など金融関係の警備を請け負う。


投映広告

プロジェクション・アド、通称プロア。空中に立体映像を映し出す広告だが、天候によっては現実と区別がつかないほどリアルだったため、事故が頻発し規制された。マンハッタンではほぼ姿を消しているが、撤去の動きが遅いスタテン島ではまだ見ることができる。


短針銃

針を射出する武器。ハニーの左義足(MS-T4400の左脚部)に内蔵されているのは小型・軽量で、単発式と多発式に切り替えられるもの。単発式は毒針を撃ち出すことを想定している。基本的に対人用の武器。火星においては威力が低く、弾の調達も(マスタードにとっては)難しかったため使われなかった。市販の縫い針で弾の代用ができる。


ウェルダ共和国

今は無き中東の小国。内戦で滅び今は国連の管理圏。乾燥した土地。機械工業に強い。


シルキー

チョコレートミントがかつてアルバイトしていたガールズバー。おすすめは季節のフルーツを使ったサングリア。

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