私の読んだスーパーカブ系の作品の中で、最も素直で、最も甘く、最も切ない良作です。後半は切なさが増していきますが、最後はまた夏が来る、越えられない壁はないという作品ですのできっと大丈夫です。ぜひご一読を。
北海道ツーリング好きとして気になり、読み進めると物語に引き込まれて一気に最後まで読んでしまいました。北海道のシーンでは、キャンツーあるあるが散りばめられており、クスりとするところもあれば、本筋は切なく甘酸っぱい物語です。恋愛小説などはこれまであまり読んできませんでしたが、久々に心に響いた万人にオススメできる作品だと思います。
……ああ、痛い。 今まででいちばん痛い。「……はは。こりゃ、今度こそ病院行ったほうがいいかもな」
タイトルからも想像はできますが、清々しい心休まる物語で、久しぶりに最後に『あー、よかったな』と放心する作品でした。