第24話新しい家族

さてさて、今私は、何をすればいいか……


「私達に今、必要な事って何だと思う?」


私は、3人に問いかける。


「お金」


「力」


「絆?」


おぉぅ。まぁ、そんだよね。


……絆以外現実を見せられている気分……


「……そうだよね。力は私、教えるよ。お金は、私達で力合わせて、働こう。あ、仕事は私に合わせる必要ないからね。そして、いっぱい話して絆、深めよう。」


私は、そう言うと、2人はコクって頷いてくれた。

モナは……何かキラキラした目で見てくる……


おぉぅ。どうした?


「ご主人様では、仲を深めるために呼び方を決めたらいかがてしょうか。」


モナが言うと、2人はキラキラした目でこっちを見てくる。


えっと、これって、確か仲がいい人達がよくやっている事だよね。


「何て呼んで、欲しい?」


「リリー」


「ルルー」


「分かった、リリー、ルルー、これから、よろしく。私の事は好きに呼んで。」


「ナナハ姉様」


「ナナ姉(ナナネェ)」


グハァ


何?この気持ち……


何か胸の中ポカポカする……と言うか、ドキドキする……


「分かった。私、リリーと、ルルーの、お姉ちゃんになる!」


「分かりました。リリカさん、ルルカさん、私ご主人様の従魔をしているモナと言います。よろしくお願いいたします。」


「モナさんよろしくお願いします。」


「モナさん、よろしく。」


「呼び捨てでいいですよ。お2人はご主人様の妹になられたのですから。」


「「分かりました」」


うんうん、3人共仲良くやってくれそう。


「2人共何かあったら、言ってね。いくらでも、甘えてくれてもいいし用がなくても、一緒に居たりしても良い、からね。」


っと言うか私がしてみたいです……


2人は パァァ と、顔を赤らませ、私にギュッと、ハグしてきた。


可愛い子達め。


私は、後ろからぎゅっと優しく抱きしめた。


気付くと、2人は泣いていた。可哀想に。大丈夫だよ。私が一緒に居るからね。


「ムー ご主人様が取られてしまいました。……」


「おいで、モナ。一緒に休憩しよ?」


「~っ!///はい!」


そう言って4人でベットに行って、黙ってハグしたまま、お昼寝をしてしまった。


おやすみなさい


Zzzz



称号 『聖なる姉』を手に入れました。



3時間後


「ん、んん~、苦し……」


私は、目を開けると前後でリリーとルルーに抱きしめられてた。


枕元にモナが寝てる。


「そうだ、家族が増えたんだ……」


私は、ゆっくりと2人の頭を撫でる。


私がこれからは護るからね。一緒に頑張ろうね。


「ウミュ、ミュ、んん~……ん?」


ルルーが起きたみたい。


「おはよう、ルルー。」


「あ……夢、じゃなかった……おはよう、ナナ姉。」


「ふみゅ、みゅ、んん~……ん?」


おう、これまた似たような起き方だね……


「おはよう、リリー。」


「夢?じゃない……おはよう、ナナハ姉様。」


「おはよう、リリー。」


私ごしにルルーが言う。


「おはよう、ルルー。」


お返しで、リリーも言う。


ニコニコ


「ご、ご主人様……おはようございます。」


「おはよう、モナ。」


「寝ちゃいましたね。」


「そうだね。ポカポカしてて気持ちよかったね。」


「「「はい…」」」


ニコニコニコ


「さて、早く移動しなきゃ。ベンナイト王国から。」


「そうでしたね。」


「分かった。」


「りょうかい。」


「でも、その前に2人を特訓しなきゃね。」


「「はーい」」


「では、私は狩りにでも行ってきますね。」


「うん、分かった。気を付けてね?行ってらっしゃい。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーー



今何時だろ?太陽の位置的に10時位?


2人が妹になってから2日たった。


……あれから、2人を強くなれるように特訓して、私も鍛えて神様達に紹介したり……っといろいろやった。


私なりに自分も鍛えたけど、自分のステータスはどうなったかな?


私は、ステータスを開く。


「ステータス」





ステータス


如月奈々葉(きさらぎ ななは) (14) Lv17


職業 学生 アサシン 種族 人間


HP 19642/20362 MP 21521/22483


スキル


料理 徒歩 洗う 祈り 闇隠れ 隠密 協力 体術 魅了 ショット 闇魔法 空間魔法 言語理解

妄想 切り替え


称号


始まりの神の加護 大地神の加護 恋愛神の加護

地母神の加護 暗黒神の加護 光の神の加護

武神の加護 豊穣神の加護 綺麗にするもの 植物を生やすもの 思いのままに 解放者(new) 聖なる姉(new) アサシン




異間


・揚げる前のポテチ×15

・異界の制服×1

・折れた木×1

・神糸×1

・神針×1

・ヨーグルト(大量)

・ハチミツ(大量)

・木製のお皿×4

・木製のフォーク×4

・木製のスプーン×4

・ブラックベアの解体済み(肉・毛皮・爪・核)×8

・ファイヤーラビットの解体済み(肉・毛皮・牙・核)×15

・木製(?)のフライパン

・木製(?)の鍋

・奴隷の首輪×2


従魔


神獣 モナ


仲間


・リリカ 人間 (14)


・ルルカ 人間 (14)





はい!ここで説明をしていきましょう!



まず、新しい称号の《聖なる姉》ですね~。


これ、姉ってしたっている人対象なんだけど、これ他のスキルや称号と力合わせちゃっているんですよねー。


え?どういうことだって?


例えばですが、《料理》と《聖なる姉》が協力しちゃって、より料理が美味しくなり、プラスHPとMPが物凄い回復するんですよね~。


その結果、そん時筋肉痛で痛いってなってても、料理食べて5分しない内に、痛みが引いて体の疲れがないって言う……


例えばですが、《切り替え》と《思いのままに》と《聖なる姉》が協力しちゃっいまして……


特訓の時にどれぐらい戦えるようにしたいな~って思った事が、《切り替え》で姉としたってくれる人対象ですっごいスパルタ何ですよね。


しかも2人は逆に私の事をもっと慕ってくれるし……


《聖なる姉》凄すぎです……



次に、ブラックベアとファイヤーラビットの事ですね……


これはモナが狩ってきたやつや、特訓相手ですね……


しかもモナが人型になれたんですよね!


黒髪パッツンボブストレートって言うんでしたっけ?


ザッ和風美人って感じなのに洋風のメイド服を来ていて、見た目の歳は私達と同じ位。


しかもその姿で魔物達を解体してくれるから、頭が上がらない。



後は木製(?)の鍋とフライパンですね……


《植物を生やすもの》で、試しにフライパンと鍋出てこーいって願ったら、木で出来ているのに、燃えない料理器具が出来ましたね……



以上!新しく出来た能力や物達でした~!次回もまたお会いしましょう!アディオス!



……ってならないんですよねー。


いやさ、奴隷の首輪ってどうすればいいの?


封印?


封印かな?


異間に封印するか……うん、そうしよう!それがいい!



「……」


(ナナハ姉様、真剣な顔してどうしたんだろう?)


(ナナ姉、真剣な事考え中みたい。)


私は、はっ!とする。忘れてた、2人の存在。ごめんね。


……と言うか、2人のステータスも見ないと分からないんだよね。どれだけ強くなったか。


……一応お姉ちゃん達に報告もしときたいし……


「2人共、ステータスを教えてくれない?どれだけ強くなったか知りたいな?」


「「!!」」


2人はわかった!って顔でステータスを言っていく……


う、うーん……まとめるとこんな感じ?




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